田﨑病院は板橋区大山の病院です。

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田﨑病院
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むし歯を防ぐ生活

 虫歯に原因になるのは、「ミュータンス菌」という細菌です。ミュータンス菌は、食べ物に含まれる糖分を分解して、グルカン(多糖類)と呼ばれる、ネバネバした不溶性の物質をつくります。このグルカンが歯垢(プラーク)の成分となり、歯垢の中では歯の大敵である「酸」が作られます。この酸により歯が溶かされ、むし歯江と進行します。

 虫歯になることでつらいことは何と言っても痛み。食事もおいしくなくなってしまいますし、痛みがひどくなると絶えず気になり、夜も眠れなくなります。治療せずに我慢していると、やがて進行し、歯の神経まで達して神経が死んでしまうと一時的に痛みは治まったりしますが、放置することで細菌が増殖し、痛みが再発したり、最終的には歯を抜くことになります。すると歯並びが悪くなるなど、ほかの健康な歯にも悪影響を与えます。

 虫歯の進行を防ぐには、まず食生活から気をつけます。三度の食事をしっかり食べず、間食をダラダラ食べることで、ほとんどの時間、口の中は酸性になります。こうなると虫歯になる確率はグンと高くなります。

 就寝中は、唾液の分泌が減ることで虫歯が進行します。就寝前の飲食は、ミュータンス菌に栄養を与え、歯垢をつくることを応援している様なもの
 夕食後の飲食は、できるだけ控えましょう。

k.oda

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