田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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インフルエンザにかかったら。

 インフルエンザウイルスに感染後、1~3日は間の潜伏期間を経て、突然38度~40度の高熱が出て発病します。それと同時に、悪寒、頭痛、背中や四肢の筋肉痛、関節痛、全身倦怠感などの全身症状が現れます。これに続いて、鼻水、のどの痛みや胸の痛みなどの症状も現れます。発熱は通常3~7日間続きます。

 インフルエンザは予防も大切ですが、もしかかってしまったら早めに対処することが大切です。第一に体を休めることが大切です。安静にして休養を取りましょう。特に睡眠をしっかりととることが対背になってきます。お茶、ジュース、スープなど水分もしっかりと摂取するように心がけたいと思います。

 登校はもちろん、他の人にインフルエンザをうつさないために仕事に出ることも勧められません。インフルエンザは熱が下がっても、体内にウイルスが残っているため、他人にうつす恐れがあります。
 学校保健法では、「解熱した後、2日間を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。

 インフルエンザの治療薬である抗ウイルス剤は医師の処方が必要ですので、一般の薬局で買うことはできません。発症後48時間以内に使用したほうが良いため、早めに医療機関を受診したほうがいいのですが、熱が出てからあまりにも早すぎると(2時間くらい)インフルエンザ検査で陽性が出にくいので注意が必要です。6時間くらいすると陽性率が高くなります。

 発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などに解熱鎮痛剤、鼻水、くしゃみに抗ヒスタミン剤、咳、痰に鎮去痰剤が用いられます。これらの投薬は症状を和らげる対処療法であり、インフルエンザそのものを治しているわけではありません。

医療法人社団 昭成会 田﨑病院

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