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年齢とアンチエイジング

 おはようございます。

前回の続きになりますが、最近流行りのアンチエイジング。
今日は、「年齢とアンチエイジング」という内容で具体的な例を取り上げて解説してみたいと思います。

 今まで見えない形で進行していった加齢が「見える形」になることは、アンチエイジングを始めるきっかけにもなり、心身ともに年齢相応の健康状態を維持していくための原動力となっていくことでしょう。

◆60歳からのアンチエイジング
60歳を過ぎても、アンチエイジングは可能でしょうか?そのことを70代で2度エベレスト登頂に成功した冒険家・三浦雄一郎氏のケースでご紹介します。

 三浦氏は、新聞インタビューで60代後半の頃は、高血圧・肥満・糖尿病で身体がボロボロだったと語っています。詳細は伸長164㎝、体重86kg。
健康診断の結果は糖尿病発症の寸前の状態でした(三浦雄一郎著『デブでずズボラがエベレストに登れた理由』)。
 その後三浦氏は、70歳でエベレストに登頂することを目指して65歳から本格的なトレーニングを開始しますが、最初は500m級のハイキングコースすら登り切れなかったそうです。そうした様態からのスタートならば、さぞ厳しいトレーニングをしたと思われるかもしれませんが、著書からは悲壮感は感じられませんでした。

 トレーニング開始から半年で40代の体力を取り戻し、70歳でエベレスト登頂を達成した時には20代男性とほぼ同じであることが検査結果として出たそうです。

 アンチエイジングに取り組むのに、遅いという事は決して無い事を三浦氏のケースは教えてくれます。

k・oda
 

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