田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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節電でも健康で快適に!

 2011年に起こった東日本大震災による福島第一原発の事故をきっかけにして、日本人の節電意識は大いに高まりました。そうした中で注目されたのがエアコンの使用について。ただ、節電のためエアコンを使用しないという人も増えて、熱中症による健康被害が起こるという事態も発生しました。

 ☆時間帯を意識した節電対策を

 かっての日本家屋は、庭を広くとり、早野仕切りには取り外しが簡単な襖や障子が使われるなど、風通しを考慮したものが使用されてきました。夏場の暑さや湿気対策を考慮された作りです。しかし現在では、敷地面積をいっぱいに使った家屋でプライバシーや防犯、騒音といった問題から気密性を高めた建築設計が主流になっています。こうした居住空間でエアコンを使用しないと命に及ぶ危険を伴うことがあります。

 社会全体で節電が求められる理由は、「発電所の発電能力を超えた電力消費を防止する」ことにあります。発電能力を超える電力使用は、発電所の稼働を停止させ、大規模停電が起こる可能性があるからです。電力使用のピークは、真夏の平日であれば、企業活動が盛んな午後1時~4時の間になります。この時間帯の電力使用量を減らす、そうした節電方法を考えてみましょう。

 ある調査によると、エアコンの普及率は90%を超え、1世帯当たりの所有台数は平均3台となるそうです。洗濯機のスイッチを入れ、テレビを見ながら掃除機をかける。別の部屋では子供がゲームをしながら携帯電話の充電をする・・・・・・・これらは日常によくみられる光景です。この中に節電の鍵があります。

 エアコンを複数使用しないよに、日中はできるだけ家族が同じ部屋にいることにします。洗濯や掃除は午前中に済ませておく、携帯の充電は夜間に終わらせておくなどです。

 意識を少し変えるだけで、エコはできそうですね。
最近は暑い日が続いています。部屋の中にいても熱中症になってしまうこともあります。体調管理をしながら、自分にできるエコを心がけるようにしたいですね。

k・oda

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