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田﨑病院
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40歳を過ぎたら緑内障に注意!!

 緑内障は40歳以上では20人に1人とされるほど多い病気であるにもかかわらず、多くの人がその発症に気が付いていません。その一方で緑内障は途中失明にいたるリスクとしては、もっとも高い病気の一つです。

☆高い眼圧のいよる緑内障

 緑内障は、眼球眼圧が高くなることで視神経を圧迫し、視神経に障害を起こす病気です。
傷害された視神経からは視覚情報が脳に伝わりにくく視野が欠けます。しかし両目で見たときは、この視野の欠けはもう片方の目が視野を補うことで自覚しづらくなります。

 ここで問題なのは、一度傷害された視神経は元には戻らないという事です。このため気が付かないうちに緑内障が進行してしまうと、失明してしまう恐れもあります。こうした事態を避けるには早期発見を心がけることが大切となります。

☆眼圧は正常なのに緑内障?

 眼圧が高いことが緑内障の大きなリスク要因ですが、近年、眼圧は正常範囲なのに緑内障を発症する患者さんも増えてきました。これは「正常圧緑内障」と呼ばれ、緑内障患者の70%を占めるとの報告もあります。

 正常圧緑内障は特に自覚症状に乏しく、視力がおかしいと気づいたときにはかなり進行しているといったケースも見られます。
緑内障を発症するリスクは、40歳を過ぎると非常に高くなります。40を過ぎたらかかりつけの眼科をもつようにして、一年に一度は眼科で検査をうけるようにしましょう。

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