田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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熱中症への対策

田﨑病院です。

関東も梅雨明けし連日夏日が続いています。東京も短い春から夏へと季節が変わっていく、いわゆる「季節の変わり目」を迎えています。一般的に季節の変わり目は体調を崩しやすいといわれていますが、この時期は急な気温上昇による「熱中症」に注意が必要です。

 

熱中症対策委は水分補給が大切ですが、今日は食べ物から熱中症予防を行う方法をお話したいと思います。

 

夏場は食が細くなりがちで、そうめん等食べやすいものに偏りがちです。そうめんは炭水化物になりますがそれをエネルギーに変えるビタミンB₁がないと疲労回復には役立ちません。

ビタミンB1は豚肉や豆腐に多く含まれていますので一緒に食べるようにしましょう。加えて疲労物質である乳酸の発生を抑えてくれるクエン酸は梅干しやレモン・グレープフルーツに多く含まれています。

 

ご年配の方は暑さを我慢するというよりは、暑さを感じにくくなって熱中症になるケースがあります。

また人によっては水が飲みにくくなる方もいるため、フルーツ、野菜から摂取すると無理がありません。それでも食べ辛い人は、漬物にして常備しておくのもいいと思います。最近の流行では塩麹なども簡単に漬物が作れます。

 

運動時にはスポーツドリンクが大切です。運動すると水分と一緒にミネラルも排出されるため、ミネラルを含むスポーツドリンクで水分とミネラルを摂ることで熱中症の予防になります。

いろいろと話してきましたが、これ1つをやっておけば安心というものではなく、水分・食べ物をバランスよく摂取していくことが熱中症予防には効果的です。

これからも暑い日が続きます。一緒に熱中症に備えていきましょう。

 

それでも体調がすぐれない時には近隣の医療機関を受診するようにしてください。

早めの受診も対策の1つとしてお勧めです。

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