田崎病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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アルコール依存症①

2012.05.16

 朝からお酒を飲まずにはいられない方や、仕事中に隠れて飲酒してしまう方の事を一例として取り上げてみましょう。アルコール依存症がこの状態まで進んでいると、こうした場合、アルコールが身体から抜けた場合、離脱症状が現れると考えられます。
 離脱症状は、脳の神経細胞がアルコールの影響で変化することで起こります。
 身体におけるアルコールの分解能力を超える過度な飲酒が続くと、血液中にはアルコールが常に存在する状態になります。ちなみに、肝臓が1時間に処理することができるアルコール量は、一般的に日本酒約4分の1合です。毎日3合のお酒を飲むと仮定して単純に計算すると、肝臓は実に12時間もアルコールを処理しなければなりません。
 こうした状態が長期に及ぶと、身体に存在し続けるアルコールの影響を受け、脳は機能を十分に果たすことができない状態になります。機関の目安として、一般的には、男性で20年前後、女性で10年前後とされています。

 やがて脳の神経細胞は、アルコールが存在することが常態として、この状況に順応するために変化していきます。変化した脳の神経細胞は、今度は逆に、アルコールが完全に抜けた状態では十分に機能できず、アルコールが必要という信号を送ることになり離脱症状として身体に現れます。

 脳の神経細胞が変化した後にみられる症状にはもう一つ特徴があります。それは、少量のアルコール摂取でも、飲酒に対するコントロールを失いやすくなることです。アルコール依存症が治ったように見えても、少量の飲酒から、依存症に逆戻りしてしまうメカニズムがここにあります。またこのことがアルコール依存症に対して厳しい制限が課せられる理由でもあります。

 現代はストレス社会といわれ、社会状況が、アルコール過剰摂取への環境的要因として大きく働いています。厚生労働省の発表によると、アルコール依存症の患者数は予備軍も含めて約440万人とも推定されています。

 アルコール依存症の判断基準は様々なものがありますが、代表的なものとして
『アルコール依存症のICD-10 診断ガイドライン』というものがあります。アルコール依存症は重度になる前に対策を講じることが最善です。
 心当たりがある方は早めにかかりつけ医にご相談ください。

k.oda

アスペルガー症候群

2012.05.14

 おはようございます。

皆さんの職場には同じミスを繰り返し、注意しても改善が見られない・・・こんなスタッフいませんか?

 もしすると、その人は病気なのかも知れません。

今日紹介するのは「アスペルガー症候群」。

アスペルガー症候群は、知的障害が認められない自閉症のことをいい、その主な特徴は他者とのコミュニケーションに表れます。たとえば、相手の気持ちや立場になって考え・発言することが苦手なため、社会生活に支障をきたすケースが見られます。

 こうしたことは、物事を認知する能の機能と関わっています。このためアスペルガー症候群の原因は、性格や育ち方の問題ではなく、患者の脳に何らかの微妙な障害が起きていることが指摘されています。
 アスペルガー症候群はこれまで、まれな存在と考えられていました。しかし現在では、日本人の100人に1人はアスペルガー症候群かそれに類似した病気を患っていると考える研究者もいます。残念なことに、現在のところ、アスペルガー症候群を完全に治療する方法は見つかっていません。一方で、この病気を患う人は成人にも増加しており、社会との軋轢から、うつ病や不安障害といった二次障害を発症する人もいます。

 アスペルガー症候群が疑われる場合、できるだけ早めに認識し、社会的適応能力を高めるために、本人だけでなく周囲の人間も協力する、そうした取り組みが必要です。また、病気のマイナス面だけを見るのではなく、その方の個性としてプラス面を活かしていくという発想も、これからの社会にとって重要なものになっていくでしょう。

k・oda

5月21日 金環日食

2012.05.11

 おはようございます。
最近テレビなどで、取り上げられていますが21日に金環日食がおこります。

 「日食」とは太陽の手前を月が横切るために、太陽の一部、または全部が欠けてしまう現象です。
 「部分日食」を含めると、地球全体で一年に一回程度は日食が起きていますが、毎回「皆既日食」や「金環日食」になるわけではないようです。またこの2つの日食は限られた狭い範囲でしか観察できないため、大変珍しい現象となります。

 前回、日本で観察された「金環日食」は1987年9月23日で、次回も2030年6月1日に北海道で見られる予定ということからも、珍しい現象ということがおわかりになるかと思います。

 
 金環日食を観察するにあたって、注意点も放送されていますよね。

・肉眼で太陽を見る
・望遠鏡・双眼鏡で観察する
・色つき下敷きやサングラスで観察

まだ、注意点はたくさんあるようですが、正しい方法で観察しないと目を傷めたり、最悪失明する危険性もありますので注意してください。

 ※観察用に販売されている下敷きや双眼鏡・望遠鏡もあるようです。販売店に確認してください。

糖尿病②

2012.05.10

 さて、先日のつづいて糖尿病の話です。

前回は糖尿病とはどういったものかを書きました。

今日は、糖尿病にならないためにはどうするかをアップします。

 最も重要な糖尿病予防は、肥満防止、つまり太りすぎないことです。その為にも、食事の量と栄養のバランスに気を付けましょう。
 食事療法は、糖尿病に最も効果のある、基本となる治療法です。
まず、食事は基本的に時間をかけてゆっくり食べるようにしましょう。決まった時間に食べることも大切です。

 薄味で調理し、野菜を多くとるように努めます。マヨネーズやドレッシングなど、油の多いものは避け、甘いものを避けましょう。
 

 糖尿病予防で、もう一つ大切なことは、無理のない適度の「運動」です。
運動は身体の中性脂肪を減らし、筋肉をつけることで基礎代謝の多い体をつくります。

 激しい運動が必要というわけではありません。できるだけ外出時は歩く、エスカレーターより階段を使う、暇な時間にストレッチをする、といったことでよいのです。

 糖尿病は、しっかりした自己管理で防げる病気です。
また、もし、糖尿病になってしまったとしても、血糖を下げる薬やインスリン注射といった治療をしますが、、治療は一生に渡って続くため、やはり、自己管理が大切になってきます。
 それが出来れば、治療中であっても健康な人と変わらず生活を送ることが可能です。
 
 きちんとした食事と運動は、健康の基本です。それを心掛けて日々の生活を送るようにすれば、糖尿病の危機も回避できるはずです。

 k・oda

 

糖尿病

2012.05.08

 糖尿病は、血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度(血糖値)が高い状態が続く病気です。本来、体を動かす為のエネルギー源として筋肉や脂肪細胞に運ばれるはずのブドウ糖が上手に細胞内に取り込まれずに、血液の中に余ってしまうと尿によって体外に流れることになります。そのため「糖尿病」と呼ばれています。
 
 血液中のブドウ糖が一定に保たれているのは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンのおかげです。しかし、そのインスリンが分泌されなかったり、量が不足、もしくは十分に分泌されても十分に作用しないなどの理由から、慢性的な高血糖になってしまうのが糖尿病です。
 そして糖尿病は完全に治すことができないため上手に付き合っていくことが必要となります。

 糖尿病には大きく分けてⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病があり、さらに妊娠糖尿病や遺伝子の移乗、他の病気が原因となるばあいもあります。原因が異なる為、治療方法もそれぞれとなります。

 Ⅰ型糖尿病はインスリンをつくる細胞が破壊され、体内のインスリン量が足りなくなっておこります。多くは子供のうちに始まります。
 Ⅱ型糖尿病は、インスリンの分泌量が少なくて起こるものと、筋肉などの細胞がインスリンの働きを感じなくなる(=インスリンの働きが悪くなる)ことが原因で、ブドウ糖がうまく取り入れられなくなり起こるものとがあります。食事や運動などの生活習慣が関与している場合が多く、約95%以上がこのタイプになります。

 糖尿病は、初めのうちは体がだるい、疲れやすいといった程度で、痛みなどの自覚症状はありません。ですから健康診断で血糖値が高くても治療を受けず放置する方が多くいます。
 糖尿病が疑われる人は全国に2200万人といわれていますが、約4割の方が治療を受けたことがない方といわれています。
 また、年間1万4000人(平成19年統計)もの人が糖尿病で亡くなっていますが、さらに大きな問題に「合併症」があります。「糖尿病神経障害・糖尿病網膜症・糖尿病腎症」は糖尿病に特有の3大合併症といわれ、いずれも重篤な病気です。
 糖尿病が発症して10~15年も放置して治療しないでいると、これらの合併症がでてきます。
 また腎臓病の人、高血圧や脂質異常症の人の場合、糖尿病になるとそれらを悪化させる事になります。

 少し長くなってきたので、続きは次回にしたいと思います。次回は糖尿病の症状と糖尿病にならないためにはどうするか、をアップします。

k・oda

118番

2012.05.07

 おはようございます。

 ゴールデンウィークも終わり、今日から仕事という方も多いのではないでしょうか。
 今年は最大、9連休の方もいたと思います。
久しぶりの仕事、今月も予定通りに進めていきたいと思います。

 さて今年のゴールデンウィーク前半には関越自動車道で交通事故が起きました。福岡では遭難事故もあり、昨日茨城・栃木では竜巻が発生し死傷者が出てしまいました。

 事故や事件が発生した際は、「110番」ですよね。火事・救助であれば
「119番」。
 ここまでは一般的で皆さんが思いつくはずです。

では「118番」は?

 実は「118」は海難事故発生時に連絡する、いわゆる海の消防です。
皆さんは「海猿」という映画を見たことがありますか。ここに登場する海猿こと海難救助隊が海での事故を管轄しています。
 海での事故の際は直接連絡してみることも、早期救助につながるかも知れません。

 事故が起きないことが一番ですが、こういったことも事前に分かっていると安心ですよね。

 k・oda

ゴールデンウイークのお知らせ

2012.04.28

ゴールデンウイークのお知らせです。

当院のゴールデンウイークの診療予定

4/28 午前中のみ
4/29 休診
4/30 休診
5/1 通常診療
5/2 通常診療
5/3 休診
5/4 休診
5/5 休診
5/6 休診
5/7 通常診療

以上となります。

お間違えのないように、お願いします。

K.oda

心臓にもリハビリ②

2012.04.27

 今日は、心臓リハビリに取り組んでいる例を取り上げて行きたいと思います。

 心筋梗塞のカテーテル手術の場合、ベッドに寝ているのは1日ほど。順調なら2日目には立ち上がり、4日目には200Mほど歩く。5~6日目には医師が患者ごとに作った歩行や自転車などの運動メニューを徐々に始めていく。
 退院後も通院して3~5ヶ月は継続が必要となるようです。

 リハビリは看護師や理学療法士などのもとで実施するのが原則で、決して無理はしない。入退院時や3ヶ月経過時になどに面接し、個人に合わせて取り組む。目安は軽く汗ばむ程度。速足で2~30分歩く程度が目安(人によって異なります。専門医に相談していください。)
 こうした運動を週3回程度実施することで、効果が得られるとされています。

 しかし、上記のペースでリハビリを継続できる人は、仕事をすでにリタイヤしており通院できる60代前後の方が多いのも現状の様です。退院後に職場に復帰すると時間的な制約から通院が難しく、十分なリハビリが実施できないことが多いといいます。

通院できない方には、自宅でできる運動メニューを医師や専門職に考えてもらう必要があるが、最近では一部のスポーツクラブで状態の良い人を受け入れ、医師の紹介状に沿った運動メニューを実施する例もある。
 ただ、手術を受けた方が全員、リハビリをするわけではない。もともと歩行が困難な人には不向きである。

 運動と並んで重要なのが生活習慣病の改善です。心筋梗塞などを引き起こす動脈硬化にの危険因子である高血圧や高脂血症、肥満、運動不足などのリスクを下げるために大切である。
 改善目標はメタボリック症候群対策より厳しく、コレステロールやカロリーの摂取も控える必要があります。また心臓病などを悪化させるので禁煙は欠かせない。

 ★心理面もサポート
 手術後、特に後遺症が内にも関わらず、社会復帰に不安を抱える人は多い。欧米では臨床心理士や精神科医が入ったチームで対応することも多いそうです。

 看護師と話をしたり運動を継続することで、自分の体に自信を取り戻していく場合が多いようです。

 心臓リハビリの課題は、一般の認知度が低いこと。取り組む病院も増えてはいるが、リハビリ用のスペースが必要であったりするため、小規模の病院では難しい。
 手術を受けた病院でのリハビリが困難な場合は、リハビリが受けられる病院を紹介してもらうことも一つの方法です。

k・oda

心臓にもリハビリ

2012.04.24

 心筋梗塞や狭心症、心不全などの手術後に、早期の社会復帰や再発防止のために運動療法などを取り入れる「心臓リハビリテーション」を実践する医療機関が増えています。退院後も含めてリハビリを続けることが再発防止に役立つからです。先日冠動脈バイパス手術を受けられた天皇陛下も、体を動かすなどのリハビリを始められた。心臓リハビリの実践例を紹介します。

 関東地方に住む、60代のAさんは昨年、急性心筋梗塞の種中を受けた。手術は成功し、数日後から病院内で一定の距離を歩くなど心臓リハビリテーションを始めた。退院した後も週1~3日通い、歩行や自転車の軽い運動、体操など合計で1時間ほどこなす。

 看護師などと気楽に話ができるため、「一人暮らしでも再発の不安を抱え込まずにすむ」とAさんは話す。経過は良好だといいます。

 ★死亡リスク2割減
 心筋梗塞では血管が細くなった箇所にカテーテル(菜管)を入れて広げるなど体の負担が比較的少ない手術が普及し、患者様の入院日数は大幅に縮まっている。以前は胸を開く手術も多く約2ヶ月入院していたが、カテーテル手術なら多くのケースで約2週間で退院できるという。

 医療技術の進歩により、発症直後の死亡率は下がったが、心筋梗塞や狭心症には再発の恐れも残っています。そこで注目を集めているのが運動療法を組み合わせた方法です。
 欧米チームの研究によると、運動療法に数カ月取り組むと手術後の死亡率が約2割減ることが分かっているそうです。手術後に標準的な薬を服用するのとほぼ同じ治療効果があるといわれるほどだ。日本においても運動療法を実施すると2年以内の再発入院が半減したと報告がある。

 次回は、実際に心臓リハビリを行っている機関を紹介しながら進めていきたいと思います。

k・oda

福祉サービスを知る

2012.04.21

 

 高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすために、日常生活を円滑にするためには、医療・保険・福祉・介護サービス等における、自治体を中心とした関係団体の支援が必要不可欠です。

 ★情報収集に努める★

 高齢者に、より快適な老後を過ごしてもらうために、さまざまな福祉サービスがあります、。それらは各自治体により種類や利用方法が異なりますので、市区町村の広報や、役所・医療機関に置かれているパンフレット、インターネットによる情報提供を確認するようにします。また、多くの福祉事業者によるサービスについても知っておくと心強いと思います。

 高齢者の場合、外出の機会が少なかったり、コンピュータの使い方がよく分からなかったりという人も多いので、情報収集には家族など、周囲の人たちの協力が必要です。なた、各自治体の地域包括支援センターでは、保健師、社会福祉士、主任ケアマネージャーが中心となり、高齢者の介護に関するマネジメントや総合的な支援を行っています。もちろん相談にものってもらうこともか可能となっています。

 ★おもな福祉サービスの実際★

・ホームヘルパーを以依頼

日常生活で介護が必要な高齢者や、日常生活に多くの困難を抱えた一人暮らしの高齢者の家にホームヘルパーが派遣され、身体介護や生活支援のサービスを提供してくれるというもの。

・デイサービスの利用

週に一度程度(人により二度)、送迎車を利用して施設を訪れ、入浴、食事、機能訓練、レクリエーションなど専門のスタッフとともに一日を過ごすというもの。

・ショートステイサービス

 高齢者自身の状況や、介護をする家族の都合(病気・旅行・冠婚葬祭)で、一時的に自宅介護が困難になった時に、短期的、老人ホームに入所して、食事や入浴、排泄など日常生活を介助してもらうというもの。

※こうしたサービスについては、地域の役所の福祉課や地域包括センターで相談に乗ってもらう事が可能となっています。

k・oda

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