田﨑病院は板橋区大山の病院です。

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田﨑病院
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かゆいときは、掻かずにひやす

秋から冬へと季節が移り替わっていくこの時期、空気はだんだんと乾燥していきます。毎年、冬になると肌のかゆみに悩んでいる人も多いでしょう。

肌は皮脂によって守られています。乾燥肌は、皮脂の分泌が減って肌に含まれる水分量が低下することによって起こります。こうした状態の肌は、外部からの刺激に対する防御力が弱くなります。このため肌はわずかな刺激でも、それを痒みとして感じるようになります。

こうしたときにしてしまいがちなことが、肌を掻くことです。

肌を掻くことは皮膚を傷つけ、肌の状態を温疹へと悪化させます。防御力が弱まり温疹となった肌は、外部からの刺激に対して抵抗しようとしてヒスタミンの分泌を過剰にします。これがさらなるかゆみを招きます。

かゆみを感じたらどうすればいいでしょうか。

かゆいときは、肌に炎症が起こっている状態です。

そこで冷たいタオルを当てて肌を冷やす事が効果的です。そしてアルコールや刺激物の摂取、さらには直接肌を温める暖房器具の使用を控えましょう。

 

かゆみ止めの薬を使うことは非常に効果的です。ただ、かゆみの原因はさまざまで、症状によって適切な薬が変わってきます。どのような薬を使うかは、皮膚科の医師に相談してください。

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