五月から始める夏のスキンケア
2018.05.07
夏のスキンケアは、紫外線の量が増える5月から始めるのが効果的です。この時気を付けたいのが日焼けには2種類あることです。
肌が褐色に日焼けすることを「サンタン」、赤く火傷したような状態になることを「サンバーン」といいます。サンタンは紫外線のUVAによって起こり、サンバーンはUVBによります。
五月の紫外線はUVAが多いので、自然な日焼けならおもにサンタンになります。サンタンには七・八月に増えるUVBの影響から皮膚を保護する効果もあるので、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。
ただここで注意したいのは、UVAによって起こる皮膚の老化です。サンタンでも過剰な日焼けは避けましょう。
光老化を防ぐには、長そでシャツやひさしの付いた帽子を使用し、肌の露出をできるだけ少なくする方法が有効です。そしてどうしても露出してしまう箇所には、日焼け止めを使用します。
日焼け止めのパッケージには「PA」や「SPF」という表示があります。PAは「+」の記号によってUVAを防ぐ効果が、一方のSPFには数値によってUVBを防ぐ効果があらわされています。
UVAが増える五月はPAに注意して日焼け止めを選んでみましょう。「+」が多いほうが、より効果的とみられています。