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田﨑病院
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飲酒量の目安は、爽快、ほろ酔い

12月になり忘年会のシーズンになりました。

皆様もお酒を飲む機会が増えているのではないでしょうか。

本日は飲酒量についての話です。

 

アルコール摂取の適量は、日本酒1合(ビール中ビン1本)とされています。とはいえこの目安は、飲酒の適量には個人差があるうえ、複数の種類のお酒を飲む方にはわかりにくいかもしれません。そもそもアルコール摂取の目安とは、どのようなものなのでしょうか。

 

アルコール摂取の適量は、お酒を飲んだ時の「酔った状態」と関係します。お酒を飲んで酔った時の状態は、爽快、ほろ酔い、酩酊、泥酔、昏睡の5つに分類されます。そしてアルコール摂取の目安はおおむね、お酒を飲んだ時の心身が爽快、ほろ酔いになる量のことを意味しています。

ちなみに爽快、ほろ酔いには、さわやかな気分や陽気な気分のほか、判断力や理性の働きの低下、肌の赤味、体温や脈拍の上昇といった症状がみられます。

こうした心身の状態を参考に、お酒を飲むときは爽快、ほろ酔いの状態でとどめるようにしましょう。

注意したいことは、お酒を1杯多く飲んだだけでほろ酔いから、酩酊へと状態が移ってしまうケースがあることです。さらに飲酒量が増えて泥酔や昏睡へと進むと、健康だけでなく命の危険さえあります。

アルコールは判断力や理性の働きを低下させるため、酩酊すると飲酒量のコントロールはとても難しくなります。

この点にも十分注意してお酒を楽しみましょう。

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