秋の味覚に様々な種類の魚を
2019.10.02
秋の味覚を代表する魚といえば、「秋刀魚」です。
秋刀魚には不飽和脂肪酸が豊富に含まれて、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ血液の循環を良くし、動脈硬化・心臓病・脳卒中・認知症・がんの予防につながるとされています。
ビタミンが豊富に含まれていることも秋刀魚の大きな特徴です。
免疫力の向上に役立つビタミンAは牛肉の12倍、赤血球の生成に関わるビタミン12は他の魚の3倍以上とも言われています。
冬を乗り切る強い身体をつくるためにも、ぜひとも摂りたい魚ですがここ数年、漁獲量が大幅に低下しています。特に今年は記録的な不漁で生の秋刀魚が手に入りにくくなっています。
こうした事から、秋に旬を迎える魚は秋刀魚だけではないという事を思い出す必要があります。
例えば鰹は5月の初鰹から春のイメージですが実際に脂がのって美味しくなるのは秋です。
また一年中食べる機会の多い鯖も、日本近海でとれる真鯖は秋サバとも言われ秋から冬にかけて旬を迎えます。
このほかにも、秋に旬を迎える魚はたくさんあります。普段、魚を食べる機会が少ない方も是非秋の味覚に様々な魚を味わってください。