自臭症という心の病
2011.09.03
自臭症とは原因となる病気がないにも関わらず、自分が口臭体臭を発していると思い悩んでしまう病気です。 性格的には繊細で几帳面な人に多く現れるといいます。
自臭症の真の原因は何でしょうか?
実際には存在しない口臭や体臭に悩まされるという意味で、ストレス、特に対人関係のストレスを指摘する声も聞かれます。
口臭や体臭は誰にでもあるものなので、完全に消すことは出来ません。
口臭の場合は虫歯や歯周病、舌苔などが原因となります。またストレスや緊張感が高くなったときや起床時や空腹時の際はだ液が減っているため一時的に口臭が強く出現することがあります。
また生活習慣で体臭が強くなることがあります。
しかし基本的に病気や生活習慣に原因がなければ、一時的なものが多いようです。
通常の生活には支障がないがいつも自分のにおいが気になって不安という方は、客観的な事実を知ることで精神的不安から開放され、自臭症が治ることも多いようです。
どうしても気になる方は、歯科医院を受診して口臭を測定器で検査してみると良いでしょう。
基本的に自臭症とは、においへの対策ではなく精神的なケアが大切であることを認識すると良いようです。
田﨑病院発行 『こんにちわ』より抜粋