ジョギングとランニング
2012.04.16
走るという行為は特別な道具もいらず、人に習う必要もない。電車に乗り遅れそうになった時に走るくらいの私でも、直ぐに始められそうだ。
そこで、ジョギングとランニングの違いが今回のテーマです。
米国の運動生理学者、ケネス・H・クーパー博士の定義によると、ジョギングとは1㍄(約1.6㎞)を9分より遅いペースで走ること。つまり伴走者とおしゃべり出来る程度の速度の事。それ以上早いペースで走るのがランニングに該当する。
時間当たりの運動量はランニングの方が多そうだが、ダイエットの面からいえば、ジョギングの方が無理のないペースで有酸素運動を長時間でき、エネルギーを消費するのに有効とか。
そういえば最近「スロージョギング」という言葉を聴く様になった。福岡大学スポーツ科学部教授・田中宏暁先生の著書「スロージョギング健康法」によると、歩く程度のゆっくりとした速度で走る健康法のことだ。
じゃあ「ウォーキングでいいのでは?」と思ったら、「遅筋」という持久力のある筋肉だけを使うスロージョギングは、なかなか疲れず、同じ距離あたりの消費エネルギーはウォーキングの2倍というからすごい。脳の活性化にもつながるようでシニア世代にもお勧めの様だ。
日本経済新聞より
k・oda