同じ話を聞いても差が出る原因
2012.09.11
おはようございます。
今日は元ダイエーの投手だった、工藤公康選手の言葉を引用します。
後輩へのアドバイスについてです。
一つのことを終わったら、少なくとも5つの練習方法を考えろ!
シンプルですが、実にいいアドバイスだと思います。
これこそ、自分の頭で考える力を養うには格好の訓練ですよね。
この言葉で考ることは、何もスポーツ選手に限だけではなく自分も同様の習慣をつけること。
例えば、書籍を読んだり、セミナーに行けば必ず
「○○のときは○○したほうが良い。」
とか
「○○を実践しています。」
といったように、様々なノウハウを学びます。
著者の方や講師の方がノウハウを教えているときは、あるシーンを想定して説明しているでしょう。
その言葉を聞いて
「自分も同じような立ち場になったら実践しよう」
と思っては、ただ鵜呑みにしているだけです。
これでは工藤選手の言う
「自分の頭で考える」
を鍛えることはできません。
であるからこそ、教わったノウハウや、自らの気づきを
5つのシーンで使うことを考える必要が出てくると考えます。
たとえば、
「メールを送る際には感謝の言葉を2回文中に入れるようにしている。」
これを聞いて取り入れようと思ったら、
・手紙でも取り入れよう
・FAXの送付状にも取り入れよう
・電話でお礼伝えるときにも取り入れよう
・商談するときにも取り入れよう
・レストランに食事に行ったときにも取り入れよう
こんな感じで、さまざまなシーンで活用を考えるか。
片や、すごいなぁと言って鵜呑みにしているだけなのか。
この違いは大きそうですよね。