食欲の秋! 旬の味覚を楽しもう
2013.09.06
サンマ漁は8月から解禁を迎えることが多く、9月には価格の安い、新鮮なサンマが手に入りやすくなってきます。
サンマは回遊魚で、この時期産卵のために栄養を蓄えながら日本近海を南下していきます。このことが日本人にとって自然の恵みとなっています。
サンマには不飽和脂肪酸(DHA EPA)が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸は、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、血液の循環を良くするので、動脈硬化・心臓病・脳卒中・認知症・がんの予防につながります。
そして、ビタミンが多く含まれていることもサンマの大きな特徴です。特に視覚や免疫力の向上に役立つビタミンAは牛肉の12倍、赤血球の生成に関わるビタミンB12は他の魚の3倍以上とも言われています。
☆おいしいサンマの選び方
おいしいサンマを見分ける方法はいくつかありますが、その中でも代表的な者をいくつかご紹介しましょう。まずは、身が大きく太めの物。こうしたサンマは脂がよくのっているようです。さらに身が引き締まって見えるものであればなおよいでしょう。
せっかくの旬のサンマなので、できるだけ新鮮なものを食べたいものです。サンマの鮮度を見極めるには、背の部分が青々としており目が濁っていないものがおすすめです。また生きているときのサンマは口先が黄色なので、口先に黄色味が残っているものが新鮮であるという説もあります。
k・oda