田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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病気見舞いのタブー

 病気見舞いに関するタブーはいろいろ知られています。筆頭は 「鉢植えのお花は避ける」という事でしょうか。

「根付く=寝付く」という語呂合わせからです。もっとも鉢植えは土にバクテリアなどいるので、もともと相応しくないと思います。

花もアレルギーの問題から、持ってきても困るという病院もあるそうです。
シクラメンも 「死と苦」を連想させるのでタブーとされています。また椿は花が首から落ちるので、お見舞いとしては不吉とされています。

 寝間着も 「根が巻く」「根付く」を連想させるのでいけないとされています。しかし長期入院しているかたは寝間着が日常着になります。寝間着を着替えることで気持ちも少しは変わるのではないでしょうか。ならば 「寝間着」 といわず 「パジャマ」 といえば言えばいいのです。実際、パジャマは長期入院の友人に送って喜ばれたものです。
 パジャマの上に羽織るガウンでも気分転換になるのでなないでしょうか。

 赤い花は血を連想させるからいけないとされています。確かに患者さんにとっては派手な原色よりパステルカラーの方が、気持ちは癒されるかもしれません。相手の気持ちになって喜ぶものを考えてください。

 昔から病気見舞いには、現金が一番とされています。医療費などがかかりますから納得です。その時に現金だけでなく、月刊誌なども添えるともっと喜ばれると思います。

日本経済新聞より

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