外来診療の担当医師変更のお知らせ
2011.06.30
2011.06.30
2011.06.24
先日につづき前立腺がんのお話です。
アメリカでは男性の患うがんの中で第1位が前立腺がん。死亡率も肺がんについで第2位。
以前の日本では患者さん数が少ない疾患でしたが最近では急激に増えているといわれています。
平成17年の厚生労働省の調査では男性のがんの中で、患者様数は第1位となっており、年齢別では50歳代前半では7位、60歳代前半では2位。
60歳代後半では1位となっています。
前立腺がんによる死亡数も増加しており、2008年は約1万人の方がなくなっているといわれています。
前立腺がんが急激に増えている理由としては、食事の欧米化や平均寿命が延びたことによる高齢者の増加が考えられています。また検査技術の向上により早期発見が可能となったことも増加理由と考えられています。
前立腺がんの検査はPSA(前立腺特異抗原)検査、直腸診、画像診断
などがあり、なかでもPSA検査は前立腺がん発見に大きく貢献している検査です。また直腸診や画像診断を組み合わせて行うことで早期発見が可能となります。
治療方法には「手術療法」や「放射線治療」「内分泌療法」などがあります。
前立腺がんの初期には自覚症状がほとんどないため、気づかないケースもたくさんありましたが検査技術の向上により人間ドックなどは早期に発見できるようになりました。前立腺がんは早期発見により90%は完治できるといわれています。
まずは定期健診をしっかり行うことが予防の第一歩と言えそうです。
2011.06.23
先日は大変暑かったですね。東京も真夏日を記録したとか・・・
梅雨の晴れ間でこの気温。今年の夏が心配です。
さて今回は「前立腺がん」についてのお話をさせてもらいます。
前立腺とは男性だけにある臓器で恥骨(骨盤を形成する骨)の裏側にあり栗の実のような形をしています。
重さは成人で15~20g程度。前立腺の外側は被膜に覆われていて膜の内側には前立腺液を分泌する腺が存在します。さらに前立腺の内部は尿道周囲にある内腺とその周りにある外腺とに分けられます。
前立腺の病気は「前立腺肥大症」と「前立腺がん」が知られていますが、前立腺肥大症は内腺に発生しやすく、前立腺がんは外腺に多く発生しています。
どちらも腫瘍である事は変わりませんが、前立腺肥大症は良性で転移はしないこと。前立腺がんは悪性で転移の性質があるということです。
ガンの良性・悪性は転移するか、しないかで判断します。
他のガン同様に前立腺がんにもいろいろな種類があります。
日本でもWHO(世界保健機関)が提唱している分類法で前立腺がんを
3つに分類しています。これはWHOのホームページを参照していただければと思います。
男として自分がなる可能性のある病気は気になりますよね。
さて、前立腺がんについては長くなるので次回につづきたいと思います。
2011.06.13
ついに開通しました。
当院脇には川越街道につながる道があります。
患者様からの話では、少し前までは大山西町銀座として商店が並んでいた道だそうです。
2~3年前から拡張工事としてずっと工事中であった、西町銀座通りが 11日に拡張され開通しました。
これにより一方通行だった銀座通りが交互通行になり、川越街道から右折が可能となりました。
個人的に患者様が利用する駐車場の使い勝手が良くなるのかなと考えています。
またバスが通る事で、今まで徒歩で20分とかかかっていた高齢者の患者様が来院しやすくなるのかなと思います。
便利になる一方でこんな意見も聞かれました。
西町銀座がなくなって寂しい。
道路拡張のため個人商店を閉めた人もいる
引越しをしたため、古い友人と会えなくなった
便利なことにはいいことです。しかし100%の人が100%の満足を得ているわけではないことを理解していないといけません。
当たり前のことでいまさらですが、気付きを得ることが出来ました。
2011.06.10
平成23年度板橋区健康診査のご案内
今月より当院では区民検診を受けおります。
平成23年6月1日~10月31日
大腸がん検診・前立腺がん検診・元気力検診(介護予防検診)を同時に受診することも可能です。早期発見、早期治療のためにも年1回の区民検診を受けましょう。
2011.06.08
こんにちは2011年6月号をお配りしています。
※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!