田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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報告・連絡・相談を考える。

2011.11.28

 日本企業が昔から使っている社員教育に「報告・連絡・相談」があります。俗に言われる「報・連・相」です。
当院も昨年は報告・連絡・相談の徹底、を合言葉に業務の無理・無駄そして失敗を改善してきました。
 しかしその重要性を言葉で伝えようとすると、なかなか難しく伝わりにくい物になってしまうかもしれません。そこで単純なケースを用いてロジカルな説明を試みます。

 《問題》
共同で犯罪を行った(と思われる)2人が捕まった。警官たちはこの犯罪の原因たる証拠は掴んでいなかった。そのため2人の罪は重くとも2年である。そこで警官たちは2人の囚人に自白させるために牢屋を訪れ、自白した場合の司法取引について以下の条件を伝えた。

・もし2人とも黙秘すれば、2人とも懲役2年だ
・だが共犯者が黙秘しても、お前だけ自白すれば1年にしてやる。黙秘したもう一人は懲役15年になる。
・逆に相手が自白しお前が黙秘した場合は、お前が15年の刑になる。
・ただし、2人とも自白した場合は2人とも懲役10年だ

なお、2人は双方に同じ条件が掲示されていることを知っているものとする。また2人は別々の牢に隔離されているため2人の間で強制力のある合意は形成できないものとする。

 この時、2人は協調して黙秘するべきか、それとも裏切って自白するべきかが問題となる。

せっかくなので、次回につなげます。

ノロウイルス

2011.11.25

 インフルエンと並んで流行する「ノロウイルス」。感染力が強く少量のウイルスが体内に入っただけで嘔吐(おうと)や下痢などを引き起こす。感染者が調理した物を食べたり、感染者が吐いたものを処理する際に感染したりと、人から人への感染が目立ってきている。
 
 ノロウイルスは感染症の胃腸炎を引き起こし、食中毒の原因にもなるとされている。ウイルスが付着したカキなどの二枚貝を生や十分な加熱なしに食べる事でも感染してしまう。しかし近年ではカキによるノロウイルス感染は年間で数件。反対に嘔吐物などを解しての感染が増えている。

 ウイルスが付いたものを触るなどして感染することから、乳幼児や高齢者などが一緒に過ごす施設での集団感染が少なくない。また感染するのは乳幼児や高齢者とも限てはおらず、インフルエンザと同様に条件がそろうことで若者でも感染は見られている。数年前に大阪の大学合宿所でも集団感染の報告が聞かれている。

 感染者が増えるもは11月頃から。12月から1月に掛けてピークを迎える。
感染すると発熱や嘔吐、下痢といった症状が現れ数日続くことになる。ウイルス感染によって命を落とすことはめったにないが、嘔吐物が喉に詰り窒息などは気をつけたい。

 感染予防で大切なのは、ウイルスを体内に入れないこと。
基本は 「手洗い・うがい」。

 ちょっと拍子抜けしますが、インフルエンザ同様手洗い、うがいが基本なんですね。
 基本て、案外見落とされがちですが大切な要素が沢山含まれているんです。
 これからも空気も乾燥しウイルスや菌が繁殖しやすい季節になります。自分を守るつもりで基本の「手洗い・うがい」を徹底していきたいです。 

本日の大雨予報

2011.11.19

西日本と東日本では19日夕方にかけて、太平洋側を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。低地の浸水、土砂災害、河川の増水とはん濫に警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気圧配置など]
 日本海と九州の西には前線を伴った低気圧があって、19日夜には、それ
ぞれ北日本と東日本に進む見込みです。
 これらの低気圧や前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むた
め、19日は、西日本から東日本にかけて大気の状態が非常に不安定となる
でしょう。

[防災事項]
<大雨>
 19日は、西日本と東日本では太平洋側を中心に雷を伴った1時間に50
ミリから70ミリの非常に激しい雨が降る所があり、関東甲信地方や東北地
方でも激しい雨が降る所があるでしょう。

非常に激しい雨の降るおそれのある期間は、
 九州北部地方         19日朝にかけて
 九州南部・奄美地方、四国地方 19日昼過ぎにかけて
 近畿地方           19日朝から夕方にかけて
 東海地方           19日昼前から夕方にかけて
の見込みです。

 上記は気象庁の予報を貼り付けたものです。
本日は関東地方でも大雨が予想されています。外出予定の方はもちろん、河川付近のお住まいの方も天候に注意してください。

アルコール依存が認知症を起こす?

2011.11.17

おはようございます。
11月も半ばにさしかかり、寒さも感じるようになってきましたね。
これから、年末年始でお酒を飲む機会が増えると思います。
今日は新聞で見つけた、アルコールにまつわる記事を見つけたので紹介します。
以下、引用します。


中高年のアルコール依存問題が深刻化しているそうです。
団塊世代を中心に大量退職の時代を迎え、増加している高齢の依存患者は認知症や心疾患を併発して、症状も重症化する事も多いそうです。

他方、働き盛り世代の自殺の背景としてアルコール依存が指摘され始めているのも事実です。

アルコール依存の窓口として公益社団法人全日本断酒連というものがあるそうです。
こちらでは最近、60才を過ぎた患者が門をたたくケースが増えているそうです。高齢者は同じ飲酒量でも他の年代に比べて血中アルコール度数が高くなる傾向があり、アルコールには弱くなるそうです。
そのため、今までと同じように飲んでしまい体に負担をかけてしまう事が多いようです。

認知障害や集中力低下が一週間以上続いたり、高血圧や心疾患を併発したりして家族が困ったケースも他の年代と比べて多いそうです。

 東京板橋にある東京アルコール医療総合センターでは、依存症の一因とされるドーパミンの異常を治し飲酒欲求を抑える薬と併用する治療法がある。
 しかし適応は軽度の依存症で、重篤な依存症には効果は薄いようだ。またこうした治療は、あくまで依存症を発症したあとの対応。
 同センターに勤務する垣渕先生は 「ほとんどの人は断酒が基本」と強調している。


 私もお酒は嫌いではないので、定期的に飲む機会がありますが今後は少しだけ体の事も考えて飲みたいと思います。

インフルエンザ 予防と対策

2011.11.07

 今年もインフルエンザの時期が来ましたね。インフルエンザは咳や痰などの呼吸器の炎症や発熱などかぜとよく似ていますが、その症状は重く死に至ることもあります。早めの予防対策と早期受診を心掛けましょう。

 毎年冬になるとインフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって起こります。
 普通の風邪の症状は、咳や鼻水、発熱などですが全身症状が出て重症化することはありません。一方、インフルエンザは突然の全身症状から始まります。いきなり高熱が出て、頭痛、関節痛、筋肉痛など症状は全身に及び、咳や鼻汁が出るなどの症状もあります。
 日本では例年、12月か3月にかけて季節性インフルエンザが流行します。体内に免疫のない新型ウイルスによる新型インフルエンザにも注意が必要です。流行が始まると短期間で膨大な人数に感染し、体力のない乳幼児や高齢者では肺炎を併発し死亡するケースさえあります。

 さて、では予防はどのようにすることが大事なのか。

もっとも効果的なのはインフルエンザワクチンの「予防接種」を受けることです。インフルエンザにかからずに済むか、かかっても重症化を予防できます。
 ワクチンは予防接種後、2週間位してから効果が表れます。その後約5ヶ月間くらい効果が持続するといわれています。

 日常生活ではうがい、手洗いを徹底して予防します。石鹸を使って念入りに手に付いたウイルスを洗い流します、次にうがいですがウイルスが体内に入る前に洗い流す事が目的です。10~15秒程度、数回に分けて行って下さい。
 ウイルスを避けるため繁華街や人ごみへの外出を控えることも大切です。また外出する際にはマスクを着用するなど予防も大切です。

肺炎球菌ワクチンの予防接種について

【肺炎球菌ワクチンの予防接種について】

肺炎球菌ワクチンは、近年増加している肺炎球菌に起因
する肺炎の発症、及び重症化を予防するワクチンです。

ぜひワクチンの接種をおすすめします。

●費用  8,000円

ご予約・お問い合わせは田崎病院(03-3956-0864)までお気軽にご連絡ください。

胃癌発症の危険度を判定するABC検診につきまして

【ABC検診をご存知ですか?】

ABC検診は採血のみで胃癌発症の危険度を判定します。
従来のX線検診より効率的であり、受検者が自分の胃癌
危険度を自覚出来るすぐれた方法です。

●費用  4,000円(自由診療・保険は効きません)
●早期発見・早期治療をおすすめしています。

ご予約・お問い合わせは田崎病院(03-3956-0864)までお気軽にご連絡ください。

こんにちわ2011年11月号

2011.11.05

こんにちわ2011年11月号をお配りしています。

こんにちわ2011年11月号

  • ホームクリニック 「インフルエンザ予防と対策」
  • 知るほどTOPICS 「シルバー世代の体力アップ」
  • はつらつ健康ナビ 「せきエチケット」
  • 介護の知恵袋 「腰と関節の痛み」
  • 生活ほっとニュース、覚えよう!楽しい手話 ほか

※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!

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