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田﨑病院
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脳卒中リハビリの進歩

2012.08.27

 「脳卒中を発症してから半年たつと、麻痺した手足の機能を大きく回復させることは難しい」とされたきた従来の常識が変わりつつある。
頭への磁気刺激の後、集中的に手足を動かす神経や筋肉を刺激して神経回路の興奮を高め、楽に動かしたりできるようにするリハビリテーションの手法が麻痺改善に効果を上げている。

 8の字のコイルに電流を流し磁場を発生させる。それを頭に当てて、脳の神経細胞を刺激した後、手を使うリハビリを自主練習を含めて1時間行う。手足の運動機能をつかさどる大脳は左右の脳が助け合って働いているが脳卒中などの病気によって一方しか働いていない状態になってしまう。これを電気刺激で左右の脳がバランスよく働ける状態を作ってからリハビリを行うことで十分な効果を出すことができるようになってきている。

 脳卒中で脳の神経回路が壊れると、運動機能を司る部分から出た電気信号が遮断され、これが手足の麻痺を引き起こす。動かそうとした瞬間にその動きを実現する筋肉を施術者が刺激することで、別の神経回路の興奮が高まり信号がその神経回路を伝わる。これを繰り返すことで、効率よく神経回路が促通され動かせるようになっていく。

 すこし前にTVで取り上げられた「平川法」など、この方法で随意性を向上させる手法です。

  

 

病気でお困りの

ロンドンオリンピック

2012.08.14

7月27日に開幕したロンドンオリンピックも2週間の熱戦を終えて閉幕しました。

外は毎日暑くて大変でしたが、日本代表選手の真剣で必死に戦っている姿に勇気と希望と感動をもらい、毎日楽しみでした。

今回のオリンピックで印象的だったのは、女子選手の活躍とチーム・組織の力です。

個人ではもちろん、なでしこ、卓球、バドミントン、バレーボール、競泳メドレーリレーなど、女子選手はチームでもたくさんのメダルを獲得しました。

また、男子でも競泳400メートルメドレーリレーでは、メダルを逃した北島選手を気遣い、手ぶらで帰らせられないという思いがメダルという結果につながりました。

男子サッカーは当初、誰からも期待されていなかったのに、強豪スペインに勝ってから毎試合成長し、チームの団結力が強くなっているのが伝わってきました。

GKの権田選手が帰国後の会見で、個人は多少弱くてもその分、チームのためにという思いや忠誠心は世界でもトップクラスだと感じた、と言っていました。

体格や身体能力では外国の選手に勝てなくても、日本人のチーム力は世界に通用するということを教えてもらい、少し自信をもらえたオリンピックでした。

Y.T

健康食品より食事を大切に

2012.08.13

 いま健康食品のブームである。テレビのチャンネルを回せば、健康食品に関する番組があるし、新聞広告やチラシも多い。

「民間療法のウソとホント」(文春新書)を読んでみたが、この中で、健康食品の中にはしっかりしたものもあるが、多くは「?」と思わざるを得ないニュアンスで記してる。
 最近では「特定の保健効果」をうたっているように受け取れる商品もあり、医薬品と形が紛らわしい物もある。

 医薬品と食品は成分や品質の点で大きく異なる。医薬品はより厳しく管理されている。これに加えて医薬品は服用する際のリスクを受け入れて使うものであり、逆に食品はリスクがほぼゼロでなければならないという点だ。

 何事にもリスクとベネフィット(利益)がある。医薬品はベネフィットがリスクを少しでも上回れば使う意味がある。例えば抗がん剤は副作用というリスクがあるが、癌が根治できるというベネフィットがあるからリスクを受け入れられる。リスクがあるから医薬品は医師や薬剤師・看護師といったプロが管理する。

 一方食品を管理するのは主婦などのアマチュアであることが多く、リスクは最小限にしなければならない。健康食品は食べ過ぎると体に悪く作用するものもあり、また長期間食べ続けなければ効果が現れにくい。

 ダイエットと称して少量の食事で済ます女性も多い。足りない栄養分を健康食品やサプリメントで補うことは間違いではないが、こうした商品に頼ることなく毎日の食事をバランスよく摂ることが大切と考える。

日本経済新聞より

k・oda

こんにちわ2012年8月号

2012.08.09

こんにちわ2012年8月号をお配りしています。

こんにちわ2012年8月

  • ホームクリニック 「膵臓がんについて知ろう」
  • 知るほどTOPICS 「節電でも、健康で快適に!」
  • はつらつ健康ナビ 「日本で栄養失調!?『低栄養』」
  • 介護の知恵袋 「清拭で心もさっぱり」
  • 生活ほっとニュース「環境省 しんきゅうさん」、覚えよう!楽しい手話 ほか

※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!

健康の為の出費は「投資」

2012.08.08

 「健康にお金を投じることは『費用(コスト)』ではなく、いつまでも健康な体を作る為の『投資』である」とよく言われます。
 要は健康つくりを前向きに促て行こうという考え方になります。
゛健康ブーム゛の日本ではどうでしょうか?

 健康長寿という言葉を聞いたことはありますか?
介護などに頼らず自立した病気やけがをせず日常生活を送れる期間の事です。

WHO(世界保健機関)によると、日本は世界有数の長寿国であるとともに、世界一の「健康国」であるといわれています。

 この健康寿命をもっと延長していこうという働きが「健康日本21」です。ここでは運動や食生活といった生活習慣を改善することで病気を予防し、健康長寿を延伸させようというものであります。

 取り上げられてい項目は、運動・食事・禁煙で毎日10分の早歩きや野菜を意識して摂るような食事、そして禁煙です。

いつまでも病気をせず健康であることは、人生の目標の一つであります。現在では健康に関する環境は整ってきていると思われます。
 かけたお金も費用ととらえがちですが、人生の目標を達するための投資ととらえたいですね。

k・oda 

常識と非常識

2012.08.07

 久しぶりの更新となります。

 最近は、色々考えることや思い返す事がありました。

 突然ですが、以前出席した勉強会で話し手が 「 常識を疑え! 」 。と言っていたのを思い出しました。

 詳細は忘れてしまいましたが、普段当たり前と思い気にしない物事に対して考える癖をつけろ、というような内容だったと思います。

インパクトのある言葉ですが、当時は意味が分かりませんでした。いや分かったつもりで話し手が伝えようとした本当の意味を正確に理解していなかったかもしれません。

 常識と言われる事もその世界を出たら非常識になります。
最近近い経験をしました。

今思うと常識と認識していたことすら恥ずかしいと思います。
 普段、自分の行動には自責を持つように心がけています。また行動に意味づけをする事で行動の内容が濃い物になることも意識しています。

 しかし、恥ずかしながら 「そういうものだ・・・」と考えることをしていませんでした。

 たくさんの人に迷惑も掛けました。代償として失ったものもたくさんあります。
 しかし時間はかかるかもしれませんが、あの件があったから成長できました・・・と言えるように努力していきたいと思います。

k・oda

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