田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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子供の病気ー迷った時は受診を

2013.08.30

 子供はさまざまな病気を経験し、身体に抵抗力をつけながら成長していきます。その過程で、親御さんとしては幾度となく心配な場面位遭遇するでしょう。特に初めての子育てであれば、不安は強いはずです。

 赤ちゃんが泣くときは、必ず何かを伝えようとしています。まず、泣いている理由を突き止めるようにしましょう。普段の泣き方とは違う点がないか注意してください。普段より表情が辛そう、何をしても泣き止まないといったときは、病気の疑いがあります。

 子供は体調の悪さを的確に伝えることができません。多くの場合、食欲がない、顔色が悪い、元気がない、様子がおかしいなどのサインがあります。子供の様子を普段から気に留め、サインを見逃さないようにしてください。

 子供の異変に気が付いた時に、迷うのは病医院を受診するかどうかの判断では無いでしょうか。

 基本的な心構えとしては、診療時間内であれば、受診することを選択します。子供は急に容体が変化することがあるためです。また自治体によっては「#7000番」という電話相談が使えます。休診療の前日であればなおさら早めの対応が肝心です。

 夏場は、感染症が子供の間で流行する時期。感染症の中には初期症状がかぜに似ているものもあります。症状が重篤化する前に受診するように心がけてください。

k・oda

風疹

2013.08.22

☆成人男性の発症が目立つ

 風疹とは「三日ばしか」ともいわれ、風疹ウイルスによって起こる急性の発疹性感染症です。流行は春先から初夏にかけて多くみられています。潜伏期間は16~18日で、主な症状として淡紅色の発疹と発熱、リンパの腫れが認められます。ウイルスに感染しても明らかな症状がでない不顕性感染の人が15~30%程度いるようです。従来学童に多く発生していましたが、最近では成人男性の発症が目立つようになっており、全体の80%が男性でそのうちの80%が20~40歳代となっております。

☆女性では妊娠初期の感染で胎児に影響

 風疹の症状は、子供では比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2000~5000人に一人くらいの割合で発症することがあります。その点で軽視できない病気といえます。また大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことが報告されています。特に問題になるのが、妊娠初期の女性が風疹にかかることで胎児が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障そして精神や身体の発育の遅れなどの傷害を持って生まれる可能性があります。これらの傷害を先天性風疹症候群といいます。その確率は妊娠一ヵ月で50%以上、二ヵ月で35%、三ヵ月で18%、四ヵ月で8%となっています。

☆予防にはワクチンが有効
 
 予防にはワクチンが有効で、子供は麻疹・風疹混合(MR)ワクチンを一歳時と就学前の2度、定期接種することになっています。

 日本産婦人科医会も最近、「風疹と母子感染」を公式サイトに掲載し、一般の人には2013年7月現在で24歳~34歳の女性、20~40歳代の男性、妊娠を希望している女性はすぐに麻疹・風疹混合ワクチン接種を、子供のころに受けたことがある人も接種しようと呼びかけています。

k・oda

熱中症にご注意を。

2013.08.10

 おはようございます。
先日から暑い日が続いていますね。

 9日には四国で気温が39度に達したとのこと。

気象庁によると、本日関東でも40度近くまで気温が上昇する可能性があるそうです。

こまめな水分摂取と適切な冷房の使用を心がけ、熱中症に気を付けてください。

k・oda

メタボを解消するためには?

2013.08.07

前回に引き続き、「メタボリックシンドローム」のお話です。

 当たり前のことですが、しっかりとした肥満対策が必要となります。

まずは運動です。日常生活の中で適度な運動を継続することが肝要です。
ウォーキングや軽めのジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動は、脂肪が燃えるときに必要な酸素をたっぷり取り込みますから効果的です。また筋肉を鍛えることで基礎代謝が高まります。スクワットや腕立て伏せ、ダンベルを使った運動も効果的です。

 次は、バランスの良い食生活。太る原因はとにかくたくさん食べること。摂取カロリー過剰に陥ります。そして間食やコーヒー飲料、ジュース、お酒を飲む人も適量を守るように気を付けましょう。これらのエネルギーも軽視できません。

野菜を多く摂り、肉や穀物より、まずは野菜である程度おなかを膨らませるような食べ方に改めましょう。いつまでも食卓を囲んで、長時間食べることも危険です。朝食を抜く習慣がある人も注意が必要です。その分昼食を摂りすぎてしまう人が多いからです。

 メタボを助長しない禁煙の実践も大切です。たばこは万病のもとであり、動脈硬化の大きな原因となります。
たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる、血中コレステロールを増やす、血小板の粘着性を高めるといった働きがあります。悪玉コレステロールが増えると血管の壁を傷つけます。
 これらの結果、心拍数の増大、血圧上昇、末梢血管の収縮を起こし、狭心症や高血圧症といった循環器疾患の引き金となります。
喫煙習慣のある方は気を付けましょう。

 このようにメタボ対策・解消には、食生活の改善と、無理のない運動、そして禁煙が必要であることがわかってきましたね。あなたもメタボの疑いがあるのなら、ぜひ、今日からでもその解消に努めてください。
 ただし、これらを実践する際には、身体に悪影響をもたらさないためにも、かかりつけ医に相談してから始めましょう。

当院でもメタボ検診を受け付けております。
詳しくはスタッフまでお声かけください。

メタボリックシンドローム ~解消への第一歩~

2013.08.05

 何かと話題になるメタボリックシンドローム(メタボ)。いろいろな判定基準があります。メタボの何がいけないのか、またメタボを解消するにはどうすればいいのか?

メタボとは内臓脂肪症候群 (内臓脂肪型肥満) のこと。

メタボは糖尿病などの生活習慣病とは密接な関係にあります。メタボの原因は、欧米化からくる摂取エネルギー超過と運動不足が主なものです。その結果、内臓脂肪が増え、代謝異常が生じます。糖尿病は代謝異常の一つであるため、糖尿病を発症しやすくなるのです。私たちの生活は日々便利になっており、身体を動かさずいろいろなことができるようになっています。それが運動不足につながります。

 ☆メタボになると何が怖い?
がん、心臓病、脳卒中は日本の三大死因ですが、そのうち心臓病と脳卒中は動脈硬化が要因となる病気です。メタボになり糖尿病、高血圧、高脂血症が複数重なると動脈硬化が進み、命にかかわる病の可能性が高まります。これらの動脈硬化が内臓を冒している間は、ほとんど自覚症状がないことがメタボの怖いことであります。

 次回は、メタボを解消する方法を紹介したいと思います。

k・oda

こんにちわ2013年8月号

2013.08.01

こんにちわ2013年8月号をお配りしています。

こんにちわ2013年8月号

  • QOLを高める!ホームドクター・アドバイス「保存版 けがで出血したときの応急処置法」
  • メディカル・プロファイリング 「脊柱管狭窄症」
  • はつらつ健康ナビ 「夏休みの宿題・自由研究」
  • 介護の知恵袋 「食事介護のポイント」
  • 生活ほっとニュース「ジェネリック医薬品」

※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!

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