田﨑病院は板橋区大山の病院です。

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田﨑病院
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今年も注意!季節性インフルエンザ

2013.11.21

 日本では12月から3月にかけてが、季節性インフルエンザの流行時期にあたります。季節性インフルエンザに対してはインフルエンザワクチンの接種が、対策の第一歩となります。

 ☆インフルエンザのワクチン接種
 インフルエンザワクチンを接種すれば、ウイルスに感染しても発症をある程度に抑える効果や、重症化を予防する効果を期待できます。特に乳幼児や高齢者のいるご家庭の方はワクチン接種に対して積極的にかかり付け医に相談してください。
 
 インフルエンザワクチンの効果はおよそ四か月です。このため、昨年ワクチンを接種した人も接種の必要があります。インフルエンザワクチンはそうとう数用意されていますが、それでも流行状況によっては不足することがあります。なるべく早めの接種が望ましいでしょう。なお、インフルエンザワクチンの接種に関しては、自治体による補助を受けられる地域もあます。

 ☆2013-14のインフルエンザワクチン製造株
 インフルエンザウイルスには、様々なものが存在します。このためWHO(世界保健機構)ではどのウイルスが流行するかを予測して、その情報に基づいて日本でもワクチンが製造されます。
 日本における2013-14のインフルエンザワクチン株は、A型2種、B型1種の3種類を混合したものになっています。

k.oda
 

インフルエンザ予防接種の受け付け

2013.11.15

 現在、田﨑病院ではインフルエンザの予防接種を受け付けております。

 料金は
区のインフルエンザ予防接種予診票をお持ちの65歳以上の方⇒¥2,200

それ以外の方⇒¥3,150

受付期間は、平成26年1月31日までとなっております。

期限間際は、混雑が予想されますのでお早めにお越しください。

 

双極性障害とうつ病対策

2013.11.13

 先日はうつ病と脳血管の血流量の関係について話をさせていただきました。
今日は、うつ病の双極性障害と脳血流から考えるうつ病対策、とういテーマで進めていきます。

☆双極性障害
 双極性障害という病名をご存知でしょうか?勝手は「躁うつ病」と呼ばれていたこの病気は、気分が極端に高揚する「躁」状態と、気分が極端に落ち込む「うつ」状態を繰り返すことに特徴があります。うつ病と脳血管の関係が明らかになるにつれて、一つの大きな発見がありました。それは、うつ病と思われていた患者の中に、実際には双極性障害だったというケースが多数確認されたとのことです。これはポトグラフィー検査では、うつ病と双極性障害で、画像に違いが出るためにわかってきたことです。双極性障害の最大のリスクは自殺率が非常に高いという事です。

 躁状態の時には、常識的には無分別と思われるような行動をとりやすくなります。極端な浪費、無謀な計画の実行、他者に対する高圧的な態度・・・・
これらの行動はうつ状態の時、自殺願望を伴うほど大きな自責・後悔の念になって自分に返ってきます。
 双極性障害とうつ病では治療方針が異なります。しかし双極性障害の患者は、うつ状態の時に病院を受診するケースが多く、躁状態の時のことは病気として認識していないことが少なくありません。うつ病で受診する際は、躁状態がなかったかを医師に伝えるようにしましょう。

☆脳血流から考える、うつ病対策
 脳血流がうつ病に関係している事が明らかになってきました。直接的に脳血流を改善する治療法はまだ確立していません。脳神経物質の分泌を促し、その働きを改善する薬物療法が第一選択となってきます。
 脳の血流に関しては、個人で取り組むことのできる事がいくつかあります。
まずは、日常的な運動を心がける事。適度な運動をすると気分がすっきりしますが、これは血液の循環とも関係しています。負担の少ないイベントに参加することや、身近な所へ旅行するのも良いでしょう。創作活動や手先を使って何かをつくるのもいいかもしれません。これらも脳を刺激し、気持ちを改善するよい機会となります。無理のない範囲で行ってください。

 40歳を超えた頃から、脳を含めた身体機能の低下が顕著になっていきます。年齢的にいって、辛い喪失体験が身体の不調になってくることでしょう。こうしたときにうつ病になりやすいことを覚えておいてください。

 うつ病対策でもっとも有効なのは、早期に心療内科や精神科を受診して治療を行うことです。うつ病が重症化しないように、自覚症状がある場合は、遠慮なく、かかりつけ医師に相談しましょう。

田﨑病院発行 「こんにちわ」より抜粋

k・oda

うつ病 

2013.11.11

 おはようございます。
今朝は気温が下がり、冬の到来を感じさせる時期になりましたね。

さて今日は田﨑病院発行の 「こんにちわ」 より記事を抜粋します。

☆うつ病と脳血流の関係
 うつ病と認知症の症状は見分けることが難しいほど似ている症状があります。特に意欲の低下や物忘れは、両方の病気に共通してみられます。さらに、麻痺のようなはっきりとした自覚症状はないものの、いくつかの小さな脳梗塞が脳内にできる 『多発性脳梗塞』 が高齢者のうつに関係しているケースが少なくありません。

 うつ病の多くはストレスにより発症します。大切な人を失うことや、健康や仕事・社会的地位を失うといった「喪失体験」。人間関係や仕事のトラブル・・・・。こうしたストレスは自律神経の働きに大きく影響します。そして自律神経の働きは、脳の血流と密接な関係があります。脳の血流の低下は、脳内に放出される神経伝達物質の分泌や特定の脳組織の働きにも影響を与え、うつ病の発症やその長期化につながっていくと考えられています。
 こうした事から現在、うつ病と脳の血流の関係について調べて診断する、近赤外線を使った「光トポグラフィー」という最先端医療機器による検査も注目を浴びています。

次回は「双極性障害」と「脳の血流から考えるうつ病対策」についてのお話です。

k・oda

こんにちわ2013年11月号

2013.11.07

こんにちわ2013年11月号をお配りしています。

こんにちわ2013年11月号

  • QOLを高める!ホームドクター・アドバイス「高血圧症治療のための食事療法」
  • メディカル・プロファイリング 「うつ病 最新事情」
  • はつらつ健康ナビ 「今年も注意!季節性インフルエンザ」
  • 介護の知恵袋 「車イス 乗り降りの介助」
  • 生活ほっとニュース「過呼吸(過換気症候群」

※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!

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