田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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禁煙外来

2014.02.17

 先日はニコチン依存症のお話でしたが、本日は禁煙外来のお話です。

☆禁煙外来とは
煙草への「心理的依存」、吸わないとイライラする(禁断症状)といった「ニコチン依存症」は克服するのが難しく、禁煙を決心してみたものの結局煙草をやめられないという人が大勢います。そんな煙草をやめたいけれどやめられないという人のために作られた専門外来が「禁煙外来」です。

 さらに2006年4月から禁煙治療が、いくつかの条件を満たせば保険対象とされることになりました。
 禁煙外来ではおよそ以下の流れで治療が実施されます。保険で認められている通院回数は初診を含めて12週で5回の診療を受けれます。

 ・初診
初診の問診で治療法の説明やニコチン依存度などを問診し、禁煙開始日を決定。治療の為の禁煙補助薬の処方を受けます。
 ・2回目
初診から2週間目に再診、禁煙状況の確認、医師によるアドバイスを受け呼気中の一酸化炭素の測定を行います。
 ・3回目、4回目
4、8週目の再診でも呼気中の一酸化炭素の測定、禁断症状の確認や対処方法などのカウンセリングと治療を行います。
 ・5回目
12週の再診が最終回で、治療終了となります。禁煙に成功していれば継続するためのコツを理解します。もし途中で禁煙がうまくいかなくても最後まで受診するようにしましょう

 ☆禁煙の準備と成功させるコツ
・禁煙を始める日を決める
1~2週間程度の準備期間を設けて禁煙を始める日を決めます。誕生日など自分にとって特別な日がおすすめです。
・禁煙への意欲を高める
「体調が良くない」「小さい子がいる」などの禁煙したい理由を書き出すなどもお勧めです。
・自分の喫煙パターンを知る
起床時、食後、お酒を呑みながらなど「ここが危ない」というポイントを知っておきガム、お茶、など対処方法を考えておきます。

 煙草は、いざ止めるぞと決心しても中々思い通りにいかないのが「禁煙」です。どうしてもやめられないときには、かかりつけ医の相談するようにして下さい。

ニコチン依存症

2014.02.14

 タバコが体に悪いことは知っているし、周囲の人に害が及ぶことも知っている。しかしやめられない。無理もありません、煙草をやめられないのは治療を必要とする「ニコチン依存症」だからです。

 喫煙は、WHO(世界保健機関)においても、「病気の原因の中で予防可能な最大の単一の原因」として位置付けられています。煙草の煙には4000種類の化学物質が含まれており、そのうちの200種類が発がん性があるといわれています。さらに発がん性が高まること以外にも喫煙は、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病など生活習慣病の危険因子の一つと考えられています。煙草に含まれるおもな原因物質は、ニコチンと一酸化炭素です。ニコチンは中枢神経の興奮を生じさせるため、心拍数の増加、血圧上昇m、末梢血管の収縮まど心臓、血管系への急性影響がみられます。一酸化炭素は赤血球のヘモグロビンと結びついて、本来酸素を運ぶはずの血液の酸素運搬を妨げます。

 
 その結果、喫煙により、年間の全死亡者数の約1割に当たる12~13万人が死亡していると推測されます。

 次回は禁煙外来についてのお話です。

k・oda

こんにちわ 1月号より

2014.02.06

 こんにちわ 1月号より

 春寒

寒さと乾燥が厳しくなり、インフルエンザ流行の時期になりました。 『感染したらどうしよう・・・』と不安に思う方も多いと思います。

 インフルエンザ対策においては次の3つのポイントが大切です。

 ①流行前のワクチン接種
 ②発症後の抗インフルエンザ薬の適切な使用

 ・38度~40度の発熱、全身のだるさ、関節痛などの症状が出たら早めの受診です。
 ・抗インフルエンザ薬は、ウイルスの増殖を抑えるため、ウイルス量が少ない早期、遅くとも48時間以内の治療が不可欠と言われています。

 ③日常生活の注意点

 ・うがい、手洗い、十分な睡眠、バランスの良い食事、室内の湿度を保つなどです。まずは感染しないように注意し、感染してしまったら適切な治療を受け、このシーズンを乗り切りましょう。

インフルエンザ・ノロウイルス迅速検査について

2014.02.05

今年もインフルエンザとノロウイルスが流行しています。
当院では、10~15分程度でインフルエンザとノロウイルスを診断できる検査を行っております。

<インフルエンザ迅速検査>
所要時間は10分程度です。インフルエンザの疑いのある方は、発熱後24時間以降48時間以内に受診してください。
1回目のみ保険適応です。2回目以降は自費となります。(¥1,500)

<ノロウイルス迅速検査>
所要時間は15分程度です。嘔吐・下痢のひどい方は、お早めに受診してください。

保険適応は3歳未満・65歳以上の方、悪性腫瘍確定診断の方、臓器移植後の方、抗悪性腫瘍剤・免疫抑制剤、又は、免疫抑制効果のある薬剤投与中の方が対象となります。
上記以外の方は、自費となります。(¥3,500)

詳しくは、医師・看護師へお気軽にご相談ください。

こんにちわ2014年2月号

2014.02.03

こんにちわ2014年2月号をお配りしています。

こんにちわ2014年2月号

  • QOLを高める!ホームドクター・アドバイス「胃がん — 内視鏡(腹腔鏡)下手術」
  • メディカル・プロファイリング 「人工透析について」
  • はつらつ健康ナビ 「男性の更年期障害」
  • 介護の知恵袋 「脱臼を防ぐ介助の方法」
  • 生活ほっとニュース「口腔内の健康と喫煙」

※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!

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