ブルーライト
2014.09.25
LEDを使用した発光方式は、消費電力が非常に少ない優れたものです。このことから近年、LDEを使用した電化製品が数多く商品化されるようになりました。テレビやパソコン、スマートフォンの画面として、また、室内における照明機器にも使われています。
LDEは 「ブルーライト」 を強く発光することでも知られています。
ブルーライトは、目の網膜まで届く強い光です。太陽の光にも含まれ、睡眠に大きく関係するメラトニンという脳神経伝達物質の分泌に影響を及ぼしています。
さて、LDEの普及に伴い、現在の私たちは、ブルーライトを過剰に浴びているのではないかと懸念する声が聞かれるようになりました。いくつかの研究では、ブルーライトを浴びることでメラトニンは減少するという結果も出ています。
ただ、ブルーライトが実際に身体に悪影響を及ぼしているかどうかは、まだ確定してません。
とはいえ、ある程度のブルーライト対策はしておいたほうがいいでしょう。
その一つは、就寝2時間前にはテレビ、パソコン、スマートフォンは控え、LDEを使用した室内照明は明るさを落とし気味にしておくというものです。こうした対策は、睡眠の質を上げるために就寝の2時間前の過ごし方が重要という考え方が生まれました。
背が縮んだ?? 骨密度について
2014.09.12
ある研究によると身長が縮むことは40歳代から起こることがわかってきました。その最大のものは骨粗鬆症。つまり骨密度の低下です。骨密度が低下することによって骨がつぶれてしまい身長が縮んでしまうのです。
☆加齢とともに衰える骨
骨がカルシウムでできていることはよく知られています。同時に骨にはマグネシウムをはじめとするカルシウム以外のミネラルやたんぱく質も多く含まれています。こうした成分が骨にどれくらい含まれているか数値化したものが骨密度です。
高齢者世代や多くの人を悩ませる骨粗鬆症は、この骨密度が低下したことによっておこります。骨は新陳代謝によって常に新しく生まれ変わっています。しかし残念なことのに加齢とともに新陳代謝が衰え、骨密度は低下傾向になります。
☆骨密度に関心を!
骨密度の低下に影響を及ぼしているのはなんでしょう?カルシウムの摂取不足もその原因の一つです。ただし十分なカルシウム(一日牛乳600ml程度)を摂取していても喫煙やアルコール、ダイエット、ストレスといった生活習慣によって骨密度低下につながることがあります。
そして骨密度低下には「運動不足」も大きく影響します。骨は運動によって負荷をかけることで強くなるという性質があるためです。
骨密度はX線や超音波、CTスキャンを使った検査で調べることができます。身体に負担の少ない検査で、健康保険の適応もあるのでぜひ一度検査されることをお勧めします。
田﨑病院 発行 こんにちわ より
こんにちわ2014年9月号
2014.09.03
こんにちわ2014年9月号をお配りしています。
- QOLを高める!ホームドクター・アドバイス「高血圧症対策にはウォーキングが効果的」
- メディカル・プロファイリング 「睡眠時無呼吸症候群」
- はつらつ健康ナビ 「背が縮んだ?骨密度について」
- 介護の知恵袋 「寝たきりの家族と向き合う」
- 生活ほっとニュース「ブルーライト」
※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!
板橋区健康診断のお知らせ
おはようございます。田﨑病院です。
当院では現在、板橋区健康診断を受付中です。
期間は10月末日までとなっております。
期日間際は毎年混雑し、お待たせしてしまう状況となっております。
お時間ある方は早めの検診をお勧めいたします。