田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
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内臓脂肪の減少をダイエット目的に

2014.10.27

 食欲の秋・・・・・ダイエットをしていない人でも体重が気になる季節ですが、体重だけでなく、さらに注意を向けて欲しいのもがあります。それは
『体脂肪』です。

 体脂肪は、内臓の周りにある、「内臓脂肪」と皮膚の下にある、「皮下脂肪」に分かれます。この二つの脂肪のうち、増えすぎると生活習慣病の発症につながって身体に悪影響を与えるのが、内臓脂肪です。また内臓脂肪は付きやすく落としやすい、皮下脂肪は付きにくく落としにくいと、それぞれ特徴があります。

 ダイエットを目指す場合、ダイエット効果が出やすい内臓脂肪を減らすことを目標にするといいでしょう。
内臓脂肪の量についてある程度の数値がわかればいいという人は、多少効果になりますが、内臓脂肪を計測できる体重計を購入することがお勧めです。内臓脂肪を日々計測することが、ダイエットを進めるうえで励みになるでしょう。
 内臓脂肪がどのくらい付着しているかは正確に知りたい場合は、CTスキャンによってわかります。CTスキャンすると、おへそレベルの断面で内臓脂肪の量が一定量より多いか少ないかが判断できます。

 内臓脂肪のCTスキャンを行える医療機関はとても増えていて、検査が受けやすくなっています。
ちなみに田﨑病院も測定できる機械がありますよ。
 興味のある方は、かかりつけ医、医療スタッフまでお声掛けください。

秋の味覚

2014.10.25

 いも、くりきんなん、・・・・・・・芋、栗、南瓜。これは江戸時代から使われている、女性の好きな素材を表す言葉でした。現代の女性には好きな食材にも変化がみられます。

 くり、なし、さんま・・・・・・栗、梨、サンマが現在では女性が好きな上位を占めるようになってきました。その中でも、ご当地キャラのブームもあって、最近特に人気を集めているのが 『梨』です。

☆梨はお通じによい
梨は、弥生時代に栽培が始まったとされる、日本では大変なじみの深い果物です。梨といえば、シャキシャキした食感が魅力の一つですが、この食感は、果肉の細胞が木質化した石細胞から生まれます。この石細胞は胃では消化されず、食物繊維と同じような働きをするため、、梨を食べることはお通じを助けてくれます。 また梨に含まれる甘味成分のソルビトールにも整腸作用があります。梨を食べることは、腸の健康に大変いいと言えるでしょう。

☆おいしい梨の選び方
 おいしい梨の選び方でもっとも簡単な方法は、大きくて重いものを選ぶだそうです。
「大きい梨ほど栄養を蓄えているから」というのが、その根拠になります。
 さらに梨は、その90%が水分でできています。このため、鮮度の高いものほどおいしくなります。新鮮な物を見つける目安としては、皮に張りがあるかどうかを見てください。

 また食べごろの梨は、皮のザラザラ感がとれてツルツルの感触になるので参考にしてみてください。
おいしい梨を見分けるには、形に注目することも大切です。 「梨尻柿頭」という言葉があるように甘味があります。このためお尻のほうに甘味があります。このためお尻がどっしりした形が甘いと推測できます。

その咳、本当に風邪ですか?

2014.10.14

 日本で1日に62人が新たに診断されている病気、それが 『結核』 です。

 結核は過去の病気ではありません。都内では年間約3千人の新たな結核患者が発生しており、そのうち働き盛りの世代が3分の1を占めています。
結核はどの年代の方もかかる可能性のある病気です。

 
 ☆結核ってどんな病気?
〇結核は、結核菌を吸い込むことによっておこる感染症です。
ただし患者さんが排菌していなければ周囲に感染させる心配はありません。また、部屋や患者さんが使ったものの消毒も必要ありません。

〇感染した人の1~2割が発症するといわれています。多くは感染後6ヶ月から2年ですが、感染後長い期間を経て発症することもあります。

〇発症すると多くは、咳、痰、発熱等の症状がでますが、風邪の症状に似ているため、発見が遅れることがあります。

 ☆日頃できること
〇定期健康診断の受診
定期健康診断を受診するとともに、精密検査が必要と言われた場合も必ず受けましょう。
症状がなくとも、定期健診で発見されることがあります。

〇健康的な生活
規則正しい生活を送りバランスのとれた食事や十分な休養、睡眠をとりましょう。また禁煙を心がけ、無理なダイエットに注意しましょう。

 ☆咳が出るときは 『咳エチケット』 !
〇咳、くしゃみなどの症状があるときはマスクをしましょう。

〇咳、くしゃみがとっさに出そうなときは、口と鼻をハンカチなどで覆いましょう。

〇咳、くしゃみが出るときは人から離れ、顔をそらしましょう。

〇たんや鼻水に触れたときや帰宅したときには手を洗いましょう。

 周りの人が結核と診断されたら
患者さんが学校、職場に戻ってきたときには周りに感染させる心配はありません。患者さんを温かく迎えてください。
私たち一人ひとりが結核について正しい知識を持ち、患者さんが安心して治療できるように支えましょう。

 2週間以上、咳が続く場合は医療機関を受診しましょう。

成人用肺炎球菌ワクチンの定期接種が始まりました。

 平成26年10月1日から肺炎球菌ワクチンの定期接種が開始されました。

平成26年度は、平成26年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方と101歳以上の方が定期接種の対象となります。

また、60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方も定期接種の対象となります。

肺炎は日本人の死因 第3位で、肺炎による死亡者の約95%は65歳以上と言われています。
肺炎は発症後に急に悪化することもあります。

このワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、また重症化を防ぎます。

対象となる年齢の方は平成27年3月31日までに接種するようにお願いいたします。

インフルエンザ予防接種が始まりました。

2014.10.08

 今年もインフルエンザの予防接種が始まりました。
 流行のピークになる前に接種することをおすすめいたします。
 

* 予約の必要はありませんので、外来受付窓口にてインフルエンザ予防接種希望とお伝えください。

インフルエンザ予防接種予診票をご記入いただき、医師の診察後、その日に接種していただけます。
  

* 接種費用 
     一般 (下記に該当しない方) : 3,240円
 

*ワクチン接種時の注意

   ・インフルエンザワクチンはウイルスの増殖に孵化鶏卵を用いているので、卵アレルギーが明確な方(食べるとひどいじんましんや発疹が出たり、口腔内がしびれる方)は接種を控えてください。

   ・当日、体の状態によっては、接種できない場合もあります。

*インフルエンザ予防接種の副反応

   予防接種の注射の跡が赤くなったり、腫れたり、痛んだりすることや、発熱・悪寒・頭痛・全身のだるさなどがみられることがありますが、通常2~3日のうちに治ります。

   また、非常にまれですが、急性の副反応としてショックや呼吸困難などがあらわれることがあります。

*他の予防接種との接種間隔

   インフルエンザワクチンは不活化ワクチンです。
  インフルエンザワクチン接種後に他のワクチンを接種する場合には次の日から数えて、6日以上の間隔が必要です。 ( 次の日から数えて7日目から接種可能です。)
  ただし、同時接種は医師が必要と認めた場合に限り可能です。

 

*板橋区に住民登録があり以下のいずれかの条件に該当する方

    ・平成26年12月31日現在満65歳以上の方
    ・平成26年12月31日現在満60歳から満65歳未満で心臓、腎臓、呼吸器 疾患又は免疫機能障害の疾患により身体障害者手帳1級(単発障害)をお持ちの方

   ※事業開始日以降に対象年齢に達する方は、必ず対象年齢を迎えてから接種をしてください。ただし、誕生日の前日から接種できます。
   実施期間
    平成26年10月1日(水)から平成27年1月31日(土)まで
  
   接種費用(1回のみ)
   <一般>             2,200円
   <生活保護受給者>        無料

   ※生活保護受給者で「免除」の表示もしくは印がない予診票をお持ちの方は医療機関に行く際、予診票と共に生活保 護受給証明書をお持ちください。

   必要書類
   ・板橋区インフルエンザ予防接種予診票(必要事項を記入してお持ち下さい)
   ・健康保険証 もしくは 後期高齢者医療被保険者証
   ・接種費用 をお持ちください。

小型軽量の超音波診断装置

当院では、小型軽量の超音波診断装置を設定しております。
この検査では、超音波で体内のいろいろな臓器の形態診断や、血液の流れる方向・速度を測定し、その情報をモニタに表示することができます。
特にこの装置はフルデジタル回路を採用していますので、よりクリアな画像をカラーでみることができます。
患者様は苦痛もなく、リラックスしながら安心して受診いただけます。くわしく検査内容は医師へお気軽に尋ねください。

こんにちわ2014年10月号

2014.10.07

こんにちわ2014年10月号をお配りしています。

  • QOLを高める!ホームドクター・アドバイス「大腸がん検診を受けましょう」
  • メディカル・プロファイリング 「突発性難聴」
  • はつらつ健康ナビ 「秋の味覚アラカルト-梨」
  • 介護の知恵袋 「デイサービス」
  • 生活ほっとニュース「水痘と肺炎球菌の予防接種」

※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!

デイサービス

2014.10.02

 
 デイサービスは、在宅での介護が必要な高齢者などを対象に、専門業者が入浴や食事、レクリエーションなどの生活の援助を行うものです。家族など、介護に携わる周囲の人たちの負担軽減になります。

 ☆デイサービスとは。
 デイサービス(=通所介護サービス)とは、自宅で高齢者などを介護する人の負担を軽くするために、要介護者の入浴や体操・レクリエーションといった、さまざまなサービスを提供していくれるものです。利用者は介護保険により、1割のみの経費負担ですみます。自宅での入浴が難しくなってきた高齢者でも、介護のプロが援助、お世話をしてくれますから安心して預けられます。

 ☆デイサービスを利用すると
 デイサービスのメリットは、要介護者を専門のスタッフが預かってくれるので、普段介護で疲れている家族にとっては「安心して」ささやかな「お休み」をとることができます。

 気心知れた家族や肉親であっても、24時間介護に明け暮れる日々では、その疲労は計り知れず、また精神的にも、どうしても双方にストレスが溜まってしまいます。

 介護する側もされる側も気分転換が図れるというメリットを活かして、状況に合わせたデイサービスの積極的な利用を、ぜひお勧めします。

田﨑病院 こんにちわ  より

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