田﨑病院は板橋区大山の病院です。

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田﨑病院
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視力

 最近は、パソコンや携帯電話の画面を見つめて、目を酷使することが多く、目の疲れや視力低下を訴える人が増えています。現代では、パソコン・書類、携帯電話の文字が読めないとQOL(生活の質)が低下すると言われています。

 視力には「裸眼視力」と「矯正視力」があります。「ランドルト環」と呼ばれるアルファベットの「C」に似た記号を使う検査方法が世界共通の視力測定法として一般的です。5m離れた場所からランドル環の隙間の位置を読み取ります。これを「遠見視力」と呼びます。
 30~40㎝ほどの近くの物を見る視力を「近視視力」と呼びます。

より小さな指標の狭い隙間が認識できれば視力が良いと判断できます。現代人にとって、遠くだけでなく近くを見る視力も大切となってきます。
 さて、一般的な視力検査はいわば「最大瞬間視力」と呼べます。つまり、その人が見ることが出来る最大限の視力という事です。しかし、実際の生活では、視力検査の時と同様に見えているとは限りません。そこで最近は普段の状態を示す「実用視力」の測定方法が開発されています。モニター画面に次々と表示されるランドルト環の隙間の位置を答えていくもので、より現実に近い視力の確認に有効な検査方法として注目されています。

日本経済新聞より抜粋

 

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