骨密度検査のすすめ
骨粗しょう症は、骨が脆くなり骨折の危険性が高くなる病気です。
特に背骨の骨折(腰椎圧迫骨折)や脚の付け根の骨折(大腿骨頸部骨折)の可能性が高く、それにより痛みが持続したり、歩けなくなり寝たきりになる可能性があります。
また、骨が脆くなること自体が寿命を縮めるとも言われています。
骨粗しょう症患者は全国で約1280万人(女性980万人、男性300万人)います。
女性に多く、閉経を迎える50歳前後から急激に骨が脆くなり60代の約2人に1人、70代の約7割が骨粗しょう症と言われています。
そのうち治療を受けられているのは2割程度しかいません。
骨粗しょう症には様々な治療方法があり、当院では患者様一人一人に合わせた治療を行っています。
当院では骨の強さ(密度)を測るのにDEXA(デキサ)法を用いてます。
現在、様々な骨密度を測定する方法がありますが、DEXA法は最も信頼の高い測定方法であり、骨粗しょう症診断基準(2011年版)でも、DEXA法を用いて計算することが推奨されています。
骨折を起こしやすい腰や脚の付け根の骨に、少ないX線を利用し、簡単に検査ができます。
ぜひこの機会に骨粗しょう症の検査をしてみませんか ?