ファミリーサポート制度
2011.09.06
育児休業基本給付金などの制度を利用して積極的に育児を行う男性を
「イクメン」といいます。昨年の流行語大賞になりました。日本人男性の育児に使う時間は週平均1時間といわれています。
こういうこともあり馴染みやすい言葉を使い社会の意識変化を促すことには大きな意味がありました。
今年はさらに定年退職を迎えた団塊世代に、孫世代にあたる子供たちの
育児に参加してもらおうという動きもあります。
子育ては専業で行ったとしても大きな負担がかかります。育児ノイローゼによる事件が後を断たないなか、多くの人が協力して子育てに取り組む、そういう地域作りが必要です。
「ファミリーサポート制度」は子供の送迎や一時的な預かりなどを依頼したい会員とそれを援助したい会員を行政が結びつけるサービスです。
援助する方は祖父母のような役割を担当するようなイメージといえるようです。
この制度を利用して元気な高齢者にも育児に参加してもらうことが期待されています。
田﨑病院発行「こんにちは」より一部抜粋