ワクチン接種の基礎知識
2012.10.09
ウイルスや最近により広がる「感染症」は、たくさんの種類があります。 それらの病気にかかり、世界中の人が命を失っています。それでも「感染症」の中にはワクチン接種で予防できるものが多くあります。
これらの病気は、かかると治療が難しく、特に高齢者や子供の場合、命を落とすことがあります。だからこそワクチン接種によって予防することが大切なのです。
医療大国、日本ですがワクチン接種に関しては世界に遅れをとっていました。
ワクチン接種率の低さは、疾患の怖さや日本で使用できないワクチンがあることと考えられます。
日本で接種できるワクチンには、定期と任意接種があり、定期接種はほとんど公費で受けれるため無料となっていることが多いです。しかし任意接種の場合は全額自己負担になることが多いと思われます。ワクチンは接種後に副作用が心配という声が聞かれますが、赤くはれたり、少し熱っぽくなったりするのもがほとんどです。
しかし、注意点はあります。それは、ワクチン成分に強いアレルギーがある時です。場合によってはアナフィラキシーを起こすこともあります。
アレルギーがある方は、主治医と相談してください。
また、先天性免疫不全といって生まれつき免疫が弱い人や、がん治療などで免疫を抑えている方も注意が必要です。
これらの方を除けば、安心して予防接種が可能となります。
最近は、冬場の流行に備えて、インフルエンザワクチン接種が話題になります。 また新生児も何種類かの予防接種を行います。
免疫力・抵抗力の弱い乳幼児や高齢者などには、あらかじめの予防接種が特に効果的なのです。
ワクチン接種で感染症予防に努めましょう。
k・oda