ロコモシンドローム
2012.10.30
おはようございます。
今日は2007年に日本整形外科学会から提唱された、「ロコモシンドローム(運動器症候群)」についてのお話です。
ロコモシンドロームとは、加齢に伴い「骨・筋肉・関節」などの身体を動かす運動器の障害が原因となり、介護が必要となり寝たきりになる危険性が高まる状態を言います。
高齢者が障害による転倒やけがを恐れて、引きこもる状態になると、ますます運動器は衰えてしまうことになります。
近年は、人生80年の時代です。足腰の衰えを防ぎ、楽しく快適な老後を過ごすためには、自身の身体にあった運動をすることが必要です。
下記にロコモチェックをアップします。自身で身体状況を確認してみるのもいいでしょう。
①片足立ちで靴下が履けない
②家の中でよくつまづいたりする
③2kg(牛乳パック2つ程度)程度の買い物袋を持ち帰ることが困難
④階段に手すりが必要
⑤青信号で横断歩道を渡りきれない
など。
これだけでは判断はできませんが、一つでも当てはまればロコモの恐れがあります。ロコモチェックは、すでに運動器の傷害リスクがたかっている状態を早く発見し、対策に生かすものです。無理をして転倒することの内容に注意してください。
また関節が痛む、かなりふらつくなどの症状がある方は、かかりつけ医に相談してください。
k・oda