デイサービスの活用
2018.09.14
現在、介護認定を受けている人は、全国で600万人とされています。
その中のおよそ150万人の方が、介護保険制度のデイサービスを利用しています。
デイサービスを活用することで介護を受ける方の健康を促進し、介護をする方の負担を減らす事ができます。
☆デイサービスのメリット
デイサービスは、介護施設を日帰りで利用できるサービスです。行きと帰りは、施設の送迎車を利用します。サービス内容は、食事や入浴の介助、健康チェック、身体の機能訓練、レクリエーションといった事が主になります(リハビリを主に行いたい場合は「デイケア」という別の介護サービスを利用します。)
デイサービスのメリットとしては、介護を受けている人の引きこもりを防ぎ、他者との交流を通して生きがいを見つける手助けをしてくれることです。また健康チェックや身体の機能訓練を通して、心身の健康維・促進に役立ちます。
介護をする方にとっては、デイサービスを利用している間は、安心して介護から離れて自分の時間をつくれるので、「介護疲れ」といった問題の軽減につながります。
☆デイサービスの多様化
デイサービスは、ケアマネージャーと相談して、利用する介護施設や利用回数を決めてから施設と契約し、サービスを受けることになります。 一日の利用時間は、おおよそ8時間。利用料金は、介護施設ごとの違いに加えて、要介護認定にの区分によって変わります。
デイサービスを行っている介護施設では、食事やリクリエーションの内容に、それぞれ独自の工夫をしているところがあります。介護保険施設を決定する前にしっかりと見学して、それぞれの介護施設の特徴を把握しておきましょう。