休眼日をつくろう
2019.01.21
老いも若きも、スマートフォンやタブレット等の情報端末を利用する方が多くなった昨今。年々使用時間も増えているようです。新年の初めに大切な目のために考えてみませんか。
☆目が疲れていませんか?
電車やバスを見渡すと、スマホをしている方の多さに驚かされます。スマホ依存という言葉が生まれたように、一日の使用時間の増加の懸念されています。例えばデスクワークの方は一日中パソコンのモニターを見つめて仕事をすることになります。通勤時間の往復時間にSNSやゲーム、ニュースチェックなど行い、自宅に帰ってもついついスマホを利用している・・・・・そんな常に情報端末に接している生活をしていませんか?
長時間画面を見つめていると、特に視点を固定されます。実はこれが想像以上に眼の筋肉に負担をかけています。
☆子供は休眼日、大人は休眼時間を
スマホやパソコンを使用しないことは大人には難しいかもしれません。でもお子さんの場合は可能です。
眼のピントが合わない、視界がぼやけるなど、ここ数年スマホの長時間使用によって老眼のような症状がでる『スマホ老眼』が増えています。本来は加齢により起こる症状を、若いうちに自ら招いてしまう事は本当にもったいないことです。
瞬きが多くなったなど、もしお子さんの目に変化を感じ始めたら早めに眼科受診をお勧めします。また親御さんは、よくお子さんと話し合い、是非「休眼日」をつくってください。
大人の方は、仕事でパソコンの時間を減らすのは難しいと思います。適度にトイレ休憩で席を外して目を休める、私的な時間では毎日「休眼時間」をつくることをお勧めします。一日のスマホ利用時間を記録したり、制限するアプリもあります。そんな機能を利用して、今年は積極的に目を労わる生活を送ってみてください。
田﨑病院