秋の味覚
2014.10.25
いも、くりきんなん、・・・・・・・芋、栗、南瓜。これは江戸時代から使われている、女性の好きな素材を表す言葉でした。現代の女性には好きな食材にも変化がみられます。
くり、なし、さんま・・・・・・栗、梨、サンマが現在では女性が好きな上位を占めるようになってきました。その中でも、ご当地キャラのブームもあって、最近特に人気を集めているのが 『梨』です。
☆梨はお通じによい
梨は、弥生時代に栽培が始まったとされる、日本では大変なじみの深い果物です。梨といえば、シャキシャキした食感が魅力の一つですが、この食感は、果肉の細胞が木質化した石細胞から生まれます。この石細胞は胃では消化されず、食物繊維と同じような働きをするため、、梨を食べることはお通じを助けてくれます。 また梨に含まれる甘味成分のソルビトールにも整腸作用があります。梨を食べることは、腸の健康に大変いいと言えるでしょう。
☆おいしい梨の選び方
おいしい梨の選び方でもっとも簡単な方法は、大きくて重いものを選ぶだそうです。
「大きい梨ほど栄養を蓄えているから」というのが、その根拠になります。
さらに梨は、その90%が水分でできています。このため、鮮度の高いものほどおいしくなります。新鮮な物を見つける目安としては、皮に張りがあるかどうかを見てください。
また食べごろの梨は、皮のザラザラ感がとれてツルツルの感触になるので参考にしてみてください。
おいしい梨を見分けるには、形に注目することも大切です。 「梨尻柿頭」という言葉があるように甘味があります。このためお尻のほうに甘味があります。このためお尻がどっしりした形が甘いと推測できます。