田﨑病院は板橋区大山の病院です。

板橋区大山西町5-3

田﨑病院
Loading...

栄養摂取の目安と理解

 
 近年深刻な問題となっている糖尿病、高血圧症など生活習慣病は、日常の食生活に依存することが多いことから、栄養面での表示化がルールとされています。具体的には、カルシウム、鉄などの栄養成分や熱量(カロリー)を表示する場合には、「熱量」「タンパク質」「脂質」「炭水化物」「ナトリウム」そして「表示された栄養成分」の含有量をこの順で記載することが義務となっています。

 

「ナトリウム」は主に食塩が成分であることから理解しやすくするため、「食塩相当量」を併記することが望ましいとされています。一方、特定の栄養成分について高いこと(多い、豊富)や、含むこと(源、供給、入り、使用など)を表示する場合には、決められた基準値があります。

 例えば、「鉄分豊富」と記載した場合、食品100g中に鉄2.25mg以上が含まれていなければなりません。
逆に、含まないこと(無、ゼロ、ノンなど)や低いこと(ひかえめ、ライトなど)の表示にも基準があり、例えば「ノンカロリー」の場合、食品100g中に5㌔cal未満となっており、厳密には若干のカロリーが含まれることもあります。

 健康な食生活のためにはこれら購入食品などの表示の活用とともに、家庭で作る食事から栄養摂取量の目安も理解することが大切です。

 日本経済新聞より

k.oda

大きく 標準