田﨑病院は板橋区大山の病院です。

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田﨑病院
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かゆいときは、掻かずにひやす

2018.11.02

秋から冬へと季節が移り替わっていくこの時期、空気はだんだんと乾燥していきます。毎年、冬になると肌のかゆみに悩んでいる人も多いでしょう。

肌は皮脂によって守られています。乾燥肌は、皮脂の分泌が減って肌に含まれる水分量が低下することによって起こります。こうした状態の肌は、外部からの刺激に対する防御力が弱くなります。このため肌はわずかな刺激でも、それを痒みとして感じるようになります。

こうしたときにしてしまいがちなことが、肌を掻くことです。

肌を掻くことは皮膚を傷つけ、肌の状態を温疹へと悪化させます。防御力が弱まり温疹となった肌は、外部からの刺激に対して抵抗しようとしてヒスタミンの分泌を過剰にします。これがさらなるかゆみを招きます。

かゆみを感じたらどうすればいいでしょうか。

かゆいときは、肌に炎症が起こっている状態です。

そこで冷たいタオルを当てて肌を冷やす事が効果的です。そしてアルコールや刺激物の摂取、さらには直接肌を温める暖房器具の使用を控えましょう。

 

かゆみ止めの薬を使うことは非常に効果的です。ただ、かゆみの原因はさまざまで、症状によって適切な薬が変わってきます。どのような薬を使うかは、皮膚科の医師に相談してください。

こんにちわ2018年11月号

2018.11.01

こんにちわ2018年11月号をお配りしています。

  • QOLを高める!ホームドクター・アドバイス あきらめないで!統合失調症
  • メディカル・プロファイリング 軽度認知障害について知ろう
  • 介護の知恵袋 介護老人保健施設とは
  • 見逃さないで、この症状! 水虫は痒みがやわらいでも
  • はつらつ健康ナビ ステロイド軟膏
  • 今日から、ストレス解消! 日照時間を有効に活かす

※当冊子は毎月発刊しております。
※数に限りがありますので、お早めに!

一夜漬けの効果は?

今日から11月になりました。

受験生がいる家庭ではセンター試験が目前となりました。

今日は脳の記憶に関する記事です。

 

試験前になると「徹夜で頑張るぞ!」という学生が昔から多くいます。

睡魔に負けそうになりながら「ダメダメ、今日徹夜で勉強!」という人は少なくありません。

しかし勉強したのちぐっすり眠り、朝起きて試験を受けた方が効果はいいようです。

徹夜で勉強して試験を受けた場合、せっかく覚えたことの70%は2時間後に、80%を8時間後に忘れてしまうという報告があります。ところがこの報告に続きがあって、いったん記憶した後、一眠りしてから試験を受けた場合は、2時間後には50%を忘れてしまうのですが、その後の記憶の減り方には変化がないといいます。記憶が持続するのです。

 

どちらが得か、一晩徹夜して考えてみますか?

 

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