健康食品より食事を大切に

 いま健康食品のブームである。テレビのチャンネルを回せば、健康食品に関する番組があるし、新聞広告やチラシも多い。

「民間療法のウソとホント」(文春新書)を読んでみたが、この中で、健康食品の中にはしっかりしたものもあるが、多くは「?」と思わざるを得ないニュアンスで記してる。
 最近では「特定の保健効果」をうたっているように受け取れる商品もあり、医薬品と形が紛らわしい物もある。

 医薬品と食品は成分や品質の点で大きく異なる。医薬品はより厳しく管理されている。これに加えて医薬品は服用する際のリスクを受け入れて使うものであり、逆に食品はリスクがほぼゼロでなければならないという点だ。

 何事にもリスクとベネフィット(利益)がある。医薬品はベネフィットがリスクを少しでも上回れば使う意味がある。例えば抗がん剤は副作用というリスクがあるが、癌が根治できるというベネフィットがあるからリスクを受け入れられる。リスクがあるから医薬品は医師や薬剤師・看護師といったプロが管理する。

 一方食品を管理するのは主婦などのアマチュアであることが多く、リスクは最小限にしなければならない。健康食品は食べ過ぎると体に悪く作用するものもあり、また長期間食べ続けなければ効果が現れにくい。

 ダイエットと称して少量の食事で済ます女性も多い。足りない栄養分を健康食品やサプリメントで補うことは間違いではないが、こうした商品に頼ることなく毎日の食事をバランスよく摂ることが大切と考える。

日本経済新聞より

k・oda

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